ほとんど毎日独り言

読んだ本を紹介しています。少しでもご参考になれば幸いです。

2022年12月 5日 正しい方向に進んでいると思う

 11月にご紹介した本と一緒にお借りした本も読んでみました。

 多少に考え方の違いはありましたが、基本的な概念は一緒だとgあ認識できました。

 色々な考えがあるでしょうが、方向的には間違っていないと思います。

 まだまだ頑張ります。

 

 

2022年11月 4日 やっと復活してきました。

 音叉に関連する本を貸していただいたので、読んでみました。

 自分なりに考えて試行錯誤してきたことが正しかったことを確信しました。つ

 まだまだ躍進するつもりです。

 頑張ります。t

 

2022念 8月 17日 やっと治りました
 

tやとスキャナーが治ったので、とりあえず本。本だけご紹介しておきます。詳細は後で・・・

「アメリカン・スパイナー」クリス・カイル(早川書房)

2022年  4月 17日 惑わされる本でした

 何と読み終えるまでに1カ月も掛かってしまった。「ヒトの目、驚異の進化」マーク。チャンギージー著(ハヤカワ・ノンフィクション文庫)である。

 なんとも内容が分かりにくく、何を言いたいのかボンヤリしか理解できないのである。やっと読み終えて最後の東大名誉教授でおられる石田英敬 先生の開設を読んでみたら、やっとすっきりと内容を把握することができた。

 読書力が落ちたのかと心配しましたが、そうではなかったようで、石田先生の解説で全てが納得できました。

 面白い内容ですが、もしお読みになる方は、最初に石田先生の解説を読んでから、本文を読むことをお勧めしま

2022年 3月 16日 こちらは大分覚えていました

 ついでにではないが、おそらく最初に読んだと思われる杉先生の「筋肉はふしぎ」(ブルーバックス)を読み直してみました。

 こちらは全てではないが、読んだ内容を覚えていました。ちょっと安心・・・

 筋肉が不思議なのは今でも感じていますが、なにせナノメートル(1億分の1メートル)の世界なので、分からなくても当然だとは思いますが、まだまだ人体の構造は未知の部分が多いのには驚かされる。

 もう殆ど人体のことは判明していると、人間の科学力は発展したと考えている人に会うことがあるが、とんでもございません。まだまだ全然分かっていないと言っても過言ではない。

 でもゴールが見えない方が楽しいし、山の頂上が見えなくても、頑張っていれば、眺めは良くなるのだから、それで良いと思ってます。

2022年  3月  8日 再度読み直しても新鮮でした

 前回ご紹介した杉 晴夫 先生の著書を以前読んでいたことが判明したので、本棚から引きずり出して読み直してみました。

 「現代医学に残された七つの謎」(ブルーバックス)です。何年前に読んだかは不明ですが、読み直しても新鮮に読めました。

 杉 先生は筋繊維の研究者で生理学者のようですが、前回の栄養学の歴史に関する本や、この場でご紹介するこの本も色々なジャンルに挑戦なさっている。

 こういう人に憧れてしまう。去年お亡くりになった立花隆さんも同様、数々のジャンルに挑戦し、、「知の巨匠」と呼ばれている。

 自分も色々な角度から観察や考察できる人になりたいと願っております。

2022年  2月 26日 歴史を知るということ

 この10年ほど、ある学問を知るには、その学問が持つ歴史を知ることだと分かり、物理学、数学、音楽など多くの本を読んできた。

 過去20年近く、栄養学を独自に学んできたが、今回「栄養学を拓いた巨人たち」杉 晴夫(講談社ブルーバックス)に出合ったので読んでみた。

 17世紀に始まる熱力学によって、栄養学が始まったらしい。ラボアジエ、カルノー父子、ポルツマンなどから始まり、多くの天才たちの努力で、栄養学が発展してきたことを知って感動した。

 しかもビタミンなどは20世紀に初めて見つけ出されていることに驚き、多くの研究者の努力を知った。まだまだ歴史の浅い学問である。

 また著書の杉 治夫さんの名前を何となく覚えていたので、調べてみたら以前読んだ「筋肉はふしぎ」「医学に残された七つの謎」を書かれた方であった。これにも驚いた。

 何となく、もう一度読み直してみようと思う。

 去年の年末に百田さんの「新版 日本国史 上下巻」にはまり、今、歴史の深さの大切さを痛感している。

 今年も素晴らしい本に出合えている。もう少し長生きして、もっと勉強しろ、との神様からのメッセージなのかも知れない・・・

2022年  2月 21日  この人がいる内は日本は大丈夫だと思う。

 久しぶりに高橋洋一先生の本を見つけたので読んでみた。「数字・データ・統計的に正しい日本の針路」(講談社+α新書)で、難しい部分もあったが、読み終えて思ったのは、「この人が生きている内は日本は大丈夫」という感想である。

 大学教授、数量数学者、数量分析家など色々な名前で紹介されるが、確かに頭の良さはダントツだと思う。

 これだけのデータを出されたら、誰も反論する余地はないと思う。

 高橋先生はマスコミが嫌いで、「マスゴミ」と呼んでいる。ナルホドなと最近気が付いた。その根拠となる内容は、是非、本を読んでみて下さい。皆さんも納得できると思う。

2022年  2月 10日 会話術

 1月は何故か地元を離れる気になれなくて、本屋に行く機会がなく、仕方ないので今までに読んだ本を読み直すことにしていた。

 百田尚樹さんの「新版 日本国記」を3回読み直したことは前述しましたが、ついでにと思い、以前読んだ「雑談力」PHP新書を読み直してみました。

 自分もおそらく人と会話することは好きなのだと思う{余り気にしていないが、そうだと思う}。特に新たな情報や、自分が知らなかったことを他の人に話したいという気持ちは大きいかも知れない、と思いながら本を読みました。

 しかし百田さんはよく勉強しているなあと常々感心してしまう。物書きをしながら、いつこんなに色々な本を読んでいるのでしょうね。百田さんが今までに書いてきた本を全て読もうとは考えていませんが、彼の情報源にはいつも驚かされています。凄い人だと思う。

2021年12月~2022年1月31日  The History of Japan  Down-version

 特にこの数日時間が沢山取れたので、「新版 日本国記 下巻」を一気に読みました。

 明治から昭和初期はよかったのですが、大東亜戦争以降は気を重くしながら読みました。それは反省したり、気持ちが暗くなる内容が多いからです。

 しかし文中に紹介されていた「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」というピスマルクの言葉が紹介されていましたが、まさしく自分のことだと痛感した。若い頃の自分は、歴史の重要性を軽視していたと思う。

 それがこの10年以上前からは、歴史を重要視するようになった。何事も基本や土台が大切であることに気付いたからだ。昔は学んだことだけを学習し、その根本を知らずに過ごしていた。

 少しは成長したのかも知れない(今更とは思うけど・・・・)。

 日本の歴史を知ることが、自分探しになると思う。良い歴史も悪い歴史も学んで、自分の今までの意義や、これから自分がすべきことが見えてくると思うようになった。,

 もう一つ理解できたことがある。それは日本人として生まれて良かったということ。そして長い間、アメリカという国から日本を第三者的に見つめ直せたことで、日本という国の素晴らしさに気付いた。

 それを再度痛感させてくれた百田尚樹さんに感謝したい。


PS 年末をかけて上下本を読み直してみました。1回目で気が付かなったことが多々あり、読み直してよかったと思います。二班の歴史を知ることの大切さを再認識でき、日本人として生まれたこと、そして日本人の誇りを持てるようになりました。百田さんに感謝です。(12月31日)

PPS 2022年1月は、もう1度上下巻を読み直してみました、ゆっくりと、そしてじっくりと読んでみました。すると最初の2回では気付いていなかった多くの部分を理解することが出来ました。まさにこの本は何時までも残る名書だと実感しました。3回読み直す価値は大いにあったと納得しています。「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」その通りだと知りました。(1月31日)

2021年 11月 27日  The History of Japan Up-version

 先週、やっとの思いで購入した百田尚樹さんの「新版 日本国旗 上巻」(陶芸者文庫)をやっと読み終えました。

 日本の立国から、江戸時代までの歴史でしたが、前回に増して大幅に加筆されており、内容も充実されて、さすがに百田さん本人が言うように「今年は、この新版に集中した」とおっしゃっておられましたが、その誠意が伝わる内容だと思いました。

 下巻の明治以降の歴史が楽しみです。でもまた百田さんを嫌う左寄りの人たちから、アーダコーダといちゃもんを付けられるのでしょうね。可哀そうだと思うけど、日本という国を愛する者同士として、影から全面的に応援させて頂きます。

 昔は歴史のことには興味を持たない自分でしたが、この過去20年くらいは、歴史を知る大切さが理解できるようになりました。

 過去を知ることで、今を知ることができることの重要性を身に染みて感じています。

 この本は百田さんの代表本として,代々受け継がれて行くのだと確信しています。

2021年 11月 18日   LGBTQ考察

 最近はまた出不精で都心に出る気になれず、今まで読んだ本を読み直している。

 昨日「同性愛の謎」竹内久美子(文春新書)を読み直してみた。

 巷ではLGBTQで騒がしい。“性(Sex)”は自分の生涯のテーマの1つでもある。

 セックスは子孫繁栄のための手段だと主張する人が多いが、自分はそれだけではないと考えているからだ。

 自分は完全な異性愛者なので、LGBTQを理解するのが難しい。が、読み直してみると「ナルホド」と思える内容ではある。どうもゲイは遺伝するらしいj・・・遺伝子学で証明されている部分も多々あるらしい。

 しかし自分にはバイセクシュアルは納得できない部分が多い。ゲイやレズ,トランスジェッターも百歩譲って認めてはいるが、バイセクシュアルは理解できないでいる。

 この問題は墓まで持ち込むテーマになると思うが、納得する回答は無理なんだろうなあと考えている。マッ良いかあと軽く考えるようにしている。

2021年  11月  8日 ドラッグ ハンター

 また凄い本に遭遇した。「新薬という奇跡-成功率0,1%の探求」ドナルド・H・キルシュ、オギ・オーカス共著(ハヤカワ・ノンフィクション文庫)である。

 自分は医療関係者ではあるが、カイロプラクティックの大学では薬理学は学ばない。薬を用いないのだから当然ではあるが、この本を読んで、今までの薬学の歩みを知ることが出来た。医薬の起源となる植物、合成化合物、土壌細菌由来、バイオ医薬などの歴史が書かれていて、何度「そうだったんだあ」と驚いたことか・・・

 前にも書いたが、今年は当たり年である。錯覚の科学、認知科学、そして今回の本の出会いに感謝している。また導かれていると付け加えておく・・・感謝、感謝です。

2021年 10月 16日 ついに出会ってしまった感

 ついに出会ってしまった。「知ってるつもり 無知の科学」スティーブン・スローマン&フィリップ・ファーンバック共著 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)を読んで驚いた。

 20年近く前、自分は立羽隆さんの「脳とビックバン」を読み、自分の生涯のテーマは“己の無知を知る”と決めた。以来、立花さんの本は50冊以上読んできたし、違う角度から世の中を見る養老孟司さんの本も50冊以上は読んできたと思う。

 本の中にも“本書には三つの主題がある。無知、知識の錯覚、そして知識のコミュニティ

である。”と書かれていて、感動して鳥肌が立ってしまった。自分の生涯のテーマは正しかったのだと確信できた。

 よく考えてみると、今年は読む量とスピードは遅れているが、素晴らしい本との出会いが続いているように思う。

 このまま邁進する決意を固めると共に一言、“神様ありがとう!”。


2021年 10月  4日  時間・・・?

 今は4次元時代になっている。

 「時間とはなんだろう」松浦壮(ブルーバックス)を読んでみた。

 物理学からの観点での“時間”を考察しているが、難しくて理解できない(知識が足りないので、申し訳ありません)部分が多々あったが、時間という課題に腕を組んでしまった。

 時間?どう受け入れれば良いのだろう?と真剣に考えてしまった。

 思い出せば、自分は2次元の世界から始まり、大人になって、やっと3次元を受け入れたような気がする。

 それが4次元となると、どう受け入れれば良いか、まだ分からない気がする。

 物理学では10次元だとかという話しを聞くが、全く理解できない。

 分からないことだらけになっているが、少しでも理解できるように努力はするが、オジさんの足りない頭では受け入れられない領域になってしまっている。

 もう少し頑張ってみようとは思うけど、出発時点を誤ったような気もする。

 もう少し頑張ってみようと思う。  反省・・・

2021年  9月 22日 目の見えない人たち

 以前から目の見えない人や、耳の聞こえない人など障害を抱いている人たちに興味を抱いてきた。別に偏見や憐れみを抱いてきたのではなく、障害を抱いている人たちが持つ特殊な才能や明るい性格に驚いていたのである。 

 時には健常者と呼ばれる自分たちこそ障碍者だと思えることも多々あった。

 今回「目の見えない人は世界をどう見ているのか」伊藤亜弥(光文社新書)を読んでみて、「なるほどなあ」と思えることが何か所にも遭遇した。目が見えない人多々は、僕らには見えないところで見ているんだと、少しだけ理解できたような気がする。

 また同じような本に出合えることを祈ってます。

2021年  9月 16日 化学少年だったサックス博士

 本離れしていた昨今を、イカンイカンと反省し、勇気を出してブックオフに出向くと、何と大好きなオリバー・サックスの本に出合えました。因果だなあと感動しながら「ダングステンおじさん」(ハヤカワノンフィクション文庫)を購入しました。

 読み終えるまでに1週間近くかかりましたが、何とサックス博士が幼少の時、化学少年であったことに驚きました。しかもかなり濃厚なレベルです。驚きました。

 原子レベルの詳しい話しや、周期表の由来など、自分が大学時代に苦しめられた無機化学の世界を楽しく説明してありました。このような説明をしてくれれば,少しは化学に興味を持ったかも知れなかったのにと残念に思うのでした。

 科学から量子力学へ移行した由来も楽しく読めました。

 しかし10歳前後の子どものレベルではないと感心すると共に、やはりックス博士がただ者のではなかったことを痛感したのでした。


2021年  8月 30日  知の逆転

 最近どうも都心に出て行く気がしない。故に本屋に行く機会がない。

 そこで本棚に並ぶ本から読み直してみようと、今月は読み直しをしている。

 もう2週間以上前になるが、「知の逆転」NHK出版新書を読み直してみた。

 インタビュアーは古成真由美さんである。

 ●ジャレド・ダイアモンド

 ●ノーム・チョムスキー

 ●オリバーサックス

 ●マービン・ミンスキー

 ●トム・レイトン

 ●ジェームズ・ワトソン

10年以上前に読んだ本でしたが、今読んでも少しも古いと思えないほど新鮮でした。

 

2021年  7月 31日 知らなかったこと

 今月も余り本が読めなかった。

 でもなんとか『輪が子に「なぜ海の水はしょっぱいの?」と聞かれたら?』(講談社+α新書)を読み終えました。

 イヤア、知らないことだらけで、少々焦ってしまった。勉強になりました。

 

2021年  7月 12日 充実した日曜日

 昨日は久しぶりに充実した日曜日を過ごしました。本を読み、眠くなったら転寝をし、目が覚めたらまた本を読む。夕方になったら、アルコールを飲みながら、また本を読み、眠くなったらまた転寝をする。

 選んだ本も大当たりで、「弘兼流 やめる!生き方」弘兼憲史(青春出版社)で、ゆったりと読めました。

 どうも弘兼さんからみの本の紹介が続いているけど、仕方ないよね。意図は全くありません。人生も残りが近くなった今、人生に優先順位をつけよう!という弘兼さんの意見に同意します。

2021年  7月 10日 やっと購入できました!

 先日、足を引きずりながら、やっと紀伊国屋とブックオフに行けました。

 そして待望の青山繁晴 原作、漫画:弘兼憲史(ヒロガネプロダクション)「誰があなたを護るのか」(扶桑社)を購入し、一気に読み終えました。

 自分が尊敬する青山さんと、一番好きな漫画家の弘兼憲史さんの著作です。

 内容は皇位継承の話しですが、大変分かりやすく、万世一系の大切さが説明されています。

 超、お勧めの本であり、誰もが読むべき本であり、一家に一冊は備えたい本だと思います。

 自分は右系ではありませんが、日本人としての誇りを持ち、日本を愛する一人として、今までの日本における天皇制を確認する大切な一冊だと信じています。

 文系、理系に関係なく、是非、是非お読みいただきたい一冊としてお勧めします。

2021年  6月  19日  子育てのための脳科学

 6月は体調を崩して、あまり本が読めませんでした。

 それでも久しぶりに池谷裕二さんの本「パパは脳研究者」(扶桑社新書)を読むことができました。

 ホノボノと読ませて頂きました。自分も子育てをしましたが、こんなに色々なことを考えながら育てた記憶はありません。

 「そうだよなあ」と色々と反省しながら読みました(もう手遅れですが・・・)。

 これからお子さんを持つ親御さんたちに是非読んでもらいたいと思います。


2021年  5月 30日  スパイ

 以前モサド(イスラエルの情報機関)の本を読んで、実際にスパイとして活動していた人の本を見つけたので読んでみた。「スパイのためのハンドブック」ウォルフガング・ロッツ(ハヤカワ・ノンフィクション文庫)である。

 自分がスパイに適応するかの検査表など、色々と楽しませてくれた。しかし驚いたのは、この本は20回も重版されているのである。

 いかに多くの人がスパイという仕事に興味を抱いているか分かる。検査調査によると、どうも自分にはスパイは適応しそうにもなかったので少々ガッカリしたが、別にスパイになろうとは思わないので気落ちする必要はない。

 しかしモサドの本でも驚いたが、この本を読んで本当にスパイという職業が存在し、世界で活躍(?)している現状を知ると、テレビや映画だけの話しではなかったんだあと、少し怖い気持ちにもなった。

 よかった、ただの一庶民で・・・とも思ったのでした。



2021年  5月 27日 もう当分は読みません

 前回ご紹介した門田さんに引き続き、桜井よしこさんの「赤い日本」(参詣セレクト)を一気に読んでみました。

 共同通信、新華社、朝日新聞、毎日新聞、NHK、公明党、韓国、中国、中国、そして中国・・・

 悪いけど、読むほどに気分が悪くなり、溜息がでて、暗ーい気分になるのでした。

 “メロスは激怒した”太宰治の「走れメロス」をフッと思い出した。

 でも今は暫く暗くなる本から離れて、楽しい本を読みたいと考えています。

 お疲れさまでした・・・

2021年  5月 25日 知らなければならないことを極める

 以前にも書きましたが、政治のことなど全く興味も関心もなかった自分を動かしたのは「反日」という言葉でした。もう10年近く前になると思います。

 以来、少しずつ世の中の流れを理解するようになり、今では自分のジャンルだけで納得していた自分に情けなることもあります。

 今回、門田隆将さんの「新・階級闘争論」(WAC新書)は読まなければならないという義務感を抱いて読みました。そしたら門田さんは同じ年だと初めて知りました。門田さんは数年前から知っていましたが、読ませて頂いた本は「死の淵を見た男」(角川文庫)だけで、今回は2冊目だと思います。

 重い重い本でしたが、今自分たちはこの本を読むべきであり、今世間がどうなっているかを理解するうえで、必読本だと思いました。

 色々なことを知り、周りに対する視野が広がることは楽しいことだけではありません。反対に苦しいと言っていいと思う。自分も理系のなかでウロウロしていた方が、どれだけ楽だっただろうと思う。

 でも自分は日本人であり、日本男子であるからには、母国を愛し、日本人を守る義務があると思うようになった今、しっかりと前を向いて、正しい方向を知り、事実をわきまえて行きたいと考えています。

 もう1冊、尊敬もし、日本を正しい方向に導こうとしている桜井よしこさんの本も読んでみます。

2021年  5月 21日  LGBT

 前々からLGBTには興味があった。変な意味ではない。取り敢えず「まずは、ゲイの友だちをつくりなさい」松中権(講談社+α新書)を読んでみた。

 今の自分の回りにはLGBTの人はいない(気づいていないだけかも知れない)。大学時代にはゲイやレズビアンの友人や教授人との付き合いはあったが、親密は関係を持ったことはない。

 自分は別に偏見はないと思う。ゲイやレズビアンの人に対して嫌な気持ちを抱いたことはないが、バイセクシュアルの人はちょっと苦手ではある・・・

 本を読んでみて常々感じたのは、カミングアウトすることの大変なことに驚いた。こんなに苦労していたんだとビックリした。でもそうだよな、自分がゲイであると伝えるのは大変なことなんだろうなあと考えさせられました。

 今までに異性とのことに悩み、多くの本を読んできましたが、LGBTについての本は初めてだったと思う。

 でもストレートである自分たちも、それなりに苦労はあるよなあとも考えてしまった。

 ようは差別する意識はまったくないのだろうなあとも思う(そんな人たちをアライと呼ぶらしい)。

 自分が住んでいる場所は新宿二丁目まで歩いて10分で行ける。何時かチャンスを探って、挑戦してみようかなあと考えてしまった。ゲイやレズの友だちがいても良いよなあとも思う・・・

 しかしLGBTの人たちは、それなりに悩みがあることは理解できたように思う。

2021年  5月 12日  農業論

 イヤイヤ面白かった。続いて弘兼憲史さんの「島耕作の農業論」(光文社新書)を読んでみました。農業論というタイトルから興味を抱きました。

 自分も農業に興味を持っていた。持病の膝の弱さがなければ、農業をやってみたいと考えていた。ものを育てるというのは楽しい。おいしい食べ物を調理するのも楽しそうだが、手間暇かけて、ものを育て、立派な野菜を収穫するときの喜びは大きいと思う。

 もちろん、患者さんを治療させて頂いて、改善したり、回復するのを経験するのも素晴らしい体験でもある、が、結果が出せないときは苦しい。

 どちろも大変だと思うが、挑戦してみたい職業ではあった(もう遅いけど)。

 弘兼さんの着想点は鋭いなと感じたと同時に、そうなって欲しいなと思いながら読みました。楽しく読めた本でした。

2021年  5月  9日  振り返ってみた


 結局GWはどこにも行かずに、家でブラブラと過ごした。

 計画では買い物に出かけたり、ブックオフ巡りをする予定だったが、何故か外出する気持ちになれずに家にこもっていた。

 買い置きの本がなかったので、以前ご紹介した弘兼憲史さんの「島耕作も、楽じゃない」や、以前読んだ「いかに死んでみせるか」同上(廣剤堂新書)を読み直したりしていた。

 弘兼さんは何故か惹かれる方で、別に自分のメンターや師匠に値する人ではない(別に非難しているのではなく、人生の大先輩として尊敬しています)。

 最初に好きになったのは、確か「人間交差点 ヒューマンスクランブル」だったと思う。アメリカ在住の頃で、貪り読んだ記憶がある。

 何に惹きつけられるか考えるに、ウーン人間臭いところかなあと思う。

 今日、ブックオフで新たに弘兼さんの本をみつけたので、読んだらまたご紹介します。

 また「社長 島耕作1」も見つけたので「取締役 島耕作」でご紹介しておきます。

2021年  4月 30日 臭いと脳

 「<香り>はなぜ脳に効くのか」塩田清二(NHK出版新書)を読んでみた。

 この数十年で嗅神経の解明が続き、かなり脳との関係も研究されているとは聞いていた。この先生はアロマセラピー協会の代表も務めておられるようで、アロマセラピーのことも詳しく紹介している。

 唸ってしまった。自分もアロマセラピーに興味はあるのですが、臭いの処理に悩んでいた。どの香りが、その人に対応するかは、本人に確認するのは簡単だし、筋力検査を用いて検査することも容易だとは思う。しかし治療室に蔓延した臭いをいかに処理するかが問題となる。

 当オフィスには、家族に認知症を患う人がいるので、相談しながら考えてみようと思う。以外に良い結果が得られるかも知れない。試す価値はありそうです。

2021年  4月 23日  再び素数の世界へ

 面白くて1日で読んでしまった。「素数はなぜ人を惹きつけるのか」竹内薫(朝日新書)である。

 随分前から素数には興味を抱いている。“リーマン予想”のゼータ関数にも関心がある(理解しきれていませんが・・・)。

 そしてきっと自分が探し求めている共鳴療法にも、どこかに鍵が隠されていると目論んでいる。だから楽しい。

 やはり理系の本は面白いし、夢が広がるような気持ちになれる。

 次も理系の本です。楽しみにしていてください!

2021年  4月 22日  半グレの行方

 前回に引き続き、溝口敦さんの本「危険ドラッグ(半グレの闇稼業)」(角川新書)を読んでみた。

 “半グレ”は溝口さんが名付けた名前で、暴力団にも入らず、最初は暴走族あがりが多かったらしいが、今ではそうでもないらしい。

 自分は半グレを知らずに日本に帰国した。帰国前、イヤ、アメリカに行く前は、堅気に戻れない暴走族はチンピラになり、行く行くは暴力団に入るのが“定番?”だったように思う。

 半グレという言葉は、日本に帰国して10年ほどしてから知った。溝口さんの本を読んでからかも知れない。ようは昔のチンピラのような気がするが、暴力団に入らずに似たようなことをやり、かなり稼いでいる人もいるらしい。

 知人に元半グレがいて、色々と教えてもらったが、危険ドラッグを売っていたのが半グレだとは知らなかった。

 今では余り危険ドラッグの売買は著しく減少しているようだが、自分は全く興味がなかったので詳細は、この本で知った。

 イヤハヤ、そんなにハイになりたければ、合法であるお酒を飲めばいいのにね。というのがズバリ自分の感想である。

 イカン、イカン、最近は回り道や横道に外れ気味の気配がある。ちゃんと理系の世界に戻らなければ・・・

2021年  4月 20日  暴力団はいずこに・・・

 ブックオフで溝口敦さんの本をみつけたので、久しぶりに購入して読んでみた。

 溝口さんといえば、日本で一番、暴力団のことを知り尽くしている人として有名である。

 自分も20年ほど前に「暴力団」や「続 暴力団」を読ませて頂いた。日本における暴力団の実体を知りたかったからである。

 今回は「溶けていく暴力団」(講談社+α新書)で、現代の暴力団の事情を書いた本であった。今や暴力団は衰退の一挙に見まわれている。そう言われれば、街を歩いていても、余りすれ違うことも少なくなったような気もする。

 良し悪しは別として、今の現状を把握するには、素晴らしい本でした。もう1冊、半グレについての本も購入したので、読んでみようと思う。

2021年  4月 19~日  取締役・社長 島耕作

 先日ブックオフで「取締役 島耕作 1」を110円コーナーで見つけたので絵、思わず購入してしまった。

 自分がたまに漫画を購入して読んでいた頃は、確か部長だったと思う。だから20年以上も前になる。取締役になったのが2002年らしいので、約20年前である。

 今では会長になったそうで、いやはや大した出世である。

 「島耕作」は著者の広兼憲史さんを自分に重ね、周りの人とミックスしながら描き出しているのだと思う。以前ご紹介した「島耕作も、楽じゃない」(光文社新書)で紹介されていた部分が入っていて楽しい。

 弘兼さんは人生を楽しんでるなあと感心させられる。6月後半に青山繁晴さんが原作を書いた天皇の皇位継承の本が出ると聞いている。今から楽しみにしている。


 「社長 島耕作 1」も読んでみたので、この場でシリーズをご紹介せて行く。

2021年  4月 14日 クラシック音楽とは

 自分が探し求めている波動(共鳴)にヒントが隠されているのでは?と期待を抱いて挑んだ【クラシック音楽は「ミステリー」である】吉松隆(講談社+α新書)でしたが、期待外れでした。
 でも楽しく読ませて頂いた。交響曲に秘められた秘密、曲の中に隠された暗号、曲に隠された犯罪との関連などなど、そういう考え方も出来るんだと感心した。
 自分が求めているのは音階と、波動とも繋がりです。今は3音、ド(お)、ミ(い)、ラ(あ)で考えていますが、まだまだ答えは出ていません。
 あれもこれも学ばなければならない事項が多すぎて、逆にどこから手を付けて良いのかも分からずに、地団太を踏んでいます。
 でもきっとヒントを与えてくれる何か(音楽、本、ネット情報?)に出合えると信じています。それまでは神頼みです。出会った情報を正面から受け止め、それを読み解いて行く。
 きっと神様はいると信じて、そしてこっそりとヒントや答えを知るチャンスを与えてくれると信じています。

2021年  4月  3日 ホッとしながら読める本

 先日ブックオフで古本を検索していたら、前回ご紹介した「島耕作シリーズ」の著者である弘

兼憲史さんの新書「島耕作も、楽じゃない」(光文社新書}を見つけたので読んでみました。

 ご自分の歴史や、40年間漫画家として過ごした苦労話、日本のトップ経営者との対談など、大変興味深く読みました。

 どうも今楽しんでいる本「学生シリーズ」はご自分の体験談が多く含まれているようで、自分書いた「カイロプラクティック物語」と発想が重なって楽しい。

 もうとっくに70歳を越えていると思うのですが、まだまだ若々しい弘兼さんを見ていると、何か勇気をもらったようで嬉しい。

 まだまだ頑張らないとね・・・

2021年  4月  1日  ちょっと一言

 先月は本が読めませんでした(購入に行けなかった)。

 そこで今年から始めた足湯のさいに購入した漫画をご紹介することにしました。

 もともと漫画は大好きで、若いときは漫画ばかりを読んでいた。40年以上前の時は週に少なくても3~4冊は読んでいたと思う(職場の友人との回し読み)。

 今,読まなくなったのは、視力が落ちたからです。前述したように、今年から足湯をするようにしているときに漫画を読むようにしました。普通の本お読むよりも、漫画を読みたいなあと思い、ブックオフで弘兼憲史さんの本を購入して読んでいます。

 「島耕作」シリーズを読んでいたのは、島耕作が課長、部長のころですから、これからの展開が楽しみなのと、今回ご紹介する「学生」シリーズも楽しみです(最近出したらしい)。

 あまりかたい本ばかりに拘らずに、たまにはゆっとりとした本もご紹介したいと思い、ご紹介することにしました。


2021年  3月 14日 念願が叶いました

 「死の淵を見た男」副題:フクシマ フィフティ 門田隆将(角川文庫)を何とか読み終えました。

 去年3月に上映された「フクシマ フィフティ」を武漢ウイルスのために観に行けなかった。そこで門田さんが著した「死の淵を観た男」を探していたのですが、中々会えずにいた。

 やっと先週に出合い、早く読みたかったのですが、先週金曜日にテレビで放映されたのを我慢して、まずは本を読もうと決心し、やっと今日読み終えました。

 自分には自分が許せない箇所がある(山ほどありますが・・・)。それは神戸大震災をテレビで観ていた時、アナウンサーが「死者は4,900人を超えました」と話した。その時、自分のどこかで、もうすぐ5,000人だ。頑張れ!と考えていた。暫くして自分自身にゾッとした。自分のどこかで、死者の数が増えることに喜んでいる自分がいたのだ。

 3・11の時は死者の数が少ないことを祈る自分もいた。どちらが本当の自分なんだろう?とその頃から考えるようになった。

 福島第一原発の事故をテレビで観ていた時、「マスコミの報道は信じられない。本当の真実を知りたい」と思うようになった。所長を務めていた吉田昌朗さんがガンで亡くなったこと、本当うだったらチェルノブイリ原発よりも被害が大きくなる可能性があったこと、当時の総理大臣(菅直人)の“イラ菅”のこと、色々と耳に入ってきたが、やはり真相を知るには門田さんの本を読んでから判断すべきだと心の中で決めていた。

 やっぱり色々とあったんだあ、というのが今の感想。原発事故の対応が如何に大変だったのか、少しは理解できたと思う。事故現場で2名の方が亡くなっていたのも初めて知った。

 最近、死について考えるようになった。イヤ、死については両親が亡くなったころから考えているから50年以上がたっている。それが違った観念から“死”というものを考えるようになった。おそらく自分の中に存在する“悪魔”と少しは残された“善意”の葛藤が起きているのだろう。その意味でも、この本は色々な面で、自分の中での戦いに貢献して頂いたと感謝している。

 門田さんは以前からネット番組を通じて存じておりましたが、著書は初めて読ませて頂きました。ありがとうございます。素晴らしい出会いでした。

2021年  3月  7日 基本に戻る

 前回、西原先生の本をご紹介した。今回は自分の治療方針の土台(基本)となった三木成夫先生の本をご紹介しようと思う。今回読み直したのは「内臓のはたらきと子どもの心」(築地書館)でした。

 講義のテープ起こしなので読み易い、懐かしく読みながらも、自分が忘れていた部分も多々あるなあと反省もした。

 もちろん西原先生と同様に、心(情動)が内臓(特に腸)から生じているなど、現代科学的に証明されてはいません。でも三木先生や西原先生が主張する内容を読んでみると、なるほどそうだよなあと納得してしまう。

 自分も今は、内胚葉、中胚葉、外肺葉と波動との繋がりを考えているのですが、まだまだ時間がかかりそうです。

 なんとなく、ロバート・フルフォードが使っていた3つの波動には辿り着いたような気はしていますが、脳波との関連や、西原先生が主張している、サメの時代は副交感神経しか存在せず、交感神経はなかったなどと聴くと、頭の中が混乱して、また出口が遠のいてしまった。

 取り敢えず、三木成夫先生の著書をご紹介しておきます。全ての本がお勧めです。

 ・「胎児の世界」(中央公論社)

 ・「生命形態の自然誌」(うぶすな書院)

 ・「生命形態学序説」(同上)

 ・「海・呼吸・古代形象」(同上)

2021年  3月  2日 腸と情動

 今の場所に移った時に持参した本は、あまり深く考えず、取り敢えずの感じで本棚に絞まった。

 以前住んでいた場所でも、「何時か本の整理をしないといけない」と薄々は考えていた。

 その整理を去年からボチボチ進めてはいるが、新しく読んだ本を並べるのではなく、並べてある本を並べ直すのは難しい。

 今までに読んできたジャンルも多い。科学(物理学、宇宙学、数学などなど)や栄養学、免疫学と分別するのには時間が掛かる。

 そんな中、昔愛読していた西原克成先生の本「内臓が生みだす心」(NHKブックス)が三木成夫 先生の本に挟まれて出てきた。

 “情動は腸や臓器から生まれる”と今でも信じているが、その原点となった発想は、三木先生か西原先生だったと思う。

 懐かしく読み直してみた。この先生の発想は凄いなあと、読み直しても感動してしまった。

 自分の医学や科学の土台は、この先生方にあるといってもいいかも知れない。今では共鳴学とはしゃいでいるが、この先生方の本に出会えていなかったら、今の自分は単なるサブラクセーションだけを追い求めたアホなカイロプラクターに過ぎなかったと思う。

 だから読んだ本は処分できないんだよなあと言い訳を呟きながら、本棚の整理をしている自分でした。

2021年  2月 21日 脳と食

「ヒトは脳から太る」山本隆(青春新書)を読んでみた。脳科学に栄養学を織り交ぜた内容だと思う。久しぶりの栄養学だったので、忘れかけていた内容を思い出す良いタイミングだったと思う。

 もう25年ほど前に、栄養学を学ぶ必要性を感じ、ガムシャラに栄養学関連の本を貪り読み、おそらく数百冊は読んだと思う。その間に、脳科学の関連本も数多く読んできた。

 今でも栄養学や脳科学を見捨てたわけではない。大切な分野だと心得ているし、自分の臨床にも役立てている。

 でも今は頭の中の80%は「共鳴療法」(Resornance Therapy)で占められているような気もする。少しずつですが、近づいているような気もしていますが、まだまだなことも分かっている。終わりのない学問に手を出してしまった自分に呆れてもいますが、老後の楽しみ(趣味?)だと思うようにしている。

2021年  2月 11日 外科医

 中々本屋に行けなくて地団太を踏んでいたのですが、先日やっとブックオフに行けた。

 いや、行けないというより、行かなかったという方が正しいかも知れない、別に武漢ウイルスに罹患したくないという訳でもないのに、出不精になっている。イカン、イカンと分かりつつ、何もしない(全く何もしていないのではありませんが)自分が嫌になる。

 あれをしたい、これをしたいとは思うけど、実行に移らない自分が情けない。

 今年は動くと決めたのだから、ちゃんと動けと自分に言い聞かしている毎日です。

 取り敢えず「外科医の腕は何で決まるのか」羽島隆(幻冬舎新書)を読んでみた。驚いたのは死亡率の高い膵臓癌を専門にしておられる。5年後の生存率が最も低い膵臓癌を専門にしておられるのには脱帽する。自分だったら考えられない選択だと思う。

 それでも挑戦する真意を知りたいと読んでみたが、余り核心となる本意には辿り着けなかったような気がする。少々残念ではあったが、こんな人もいるのだと・・・


2021年  2月  4日 自分ができること、すべきこと

 月曜日の夕方に本屋に立ち寄ったら、青山繁晴さんの新書「いま救国」(扶桑社新書)を見つけて、慌てて購入した。

 青山さんは自分の師匠(勝手にそう言っているだけですが)の代表格の一人です。人生の歩み方や考え方、物事の見方や考え方など、多くのことを学ばせて頂いています。

 ネットでも「ぼくらの国会」は必ず見るようにしています。はたから見ると癖があり、頑固で、妥協性のないおっさんに見られているのかも知れません。嫌いな人も多いのも知っています。しかし、後からじっくりと考えると、彼が主張していることが正しいことが分かります。

 ちょっとトランプ元大統領に似ているかも知れません。

 この本は青山さんが独立研究所(独検)の代表取締5役を務めておられた2005たん年頃から2011年まで、ある雑誌に連載していた記事を、今でも通用するように修正したもののようです。小泉政権から、菅政権の頃の話しですが、今読んでも新鮮な内容です。

 自分にとっては、担当教授のような方です。いつまでも、いつまでも活躍して頂けることを祈っております。

2021年  2月  1日 仙腸関節

 以前からAKA博田式の話しは聞いていた。自分がAK(アプライド キネシオロジー)の勉強会を開いたら、AKAと勘違いして参加した先生もいらっしゃった。

 詳しい内容は知らないが、仙腸関節へのアプローチであることは聞いている。

 今、自分は音叉を用いてリソーナンス・セラピー(共鳴治療)を進めている。その第一目的は仙腸関節の解放であるため、AKAと似ているのかも知れない。

 「慢性腰痛は仙腸関節をリセットすれば治る」土田昌一(幻冬舎新書)で、忘れかけていた炎症に関わる化学物質を読み直して、やはりたまには専門関連書を読まないとなあと反省した。

 きっとAKAと共通する部分があるのかも知れない。でもアプローチのやり方は異なると思うので、心配しないで推し進めることにします。


2021年 1月 29日 いつかは繋がるはず

 副題が「計算しながら理解できる」と書かれている「素数入門」芹沢正三(ブルーバックス)を、やっとの思いで読み終えました。

 副題にあるように、計算をしながら素数を探したりするのですが、自分が求めていた内容とはかけ離れていたような気もしましたが、学生時代を思い出しながら、ヒイヒイと泣きながら読みました。しかし何時かきっとヒントとなって浮かび上がる時があると信じています。

 素数は今勉強している音叉(波動、共鳴)とは異なるけど、きっとどこかで繋がると信じています。数字が持つ神秘は興味深いものがあります。何といっても、どの宗教よりも歴史が古いのです。人類学も面白いけど、数学も面白い。

 こうやって勉強を続けて行けば、きっとどこかで何か共通点に出くわす日が必ず訪れると信じています。無駄な勉強はないと思う。無駄な経験もないと思う。何時か、きっと繋がる日が訪れるはず。ダメだったら、それはそれでいい。あの世に行って続けるわな・・・

 






2021年  1月 27日 大いに勇気をもらえました

 今、頑張って素数の本を読んでいるのですが、著者が典型的な数学学者で、数字の話しが多くて自分の頭は混乱し、つくづく自分は数学者にはなれないと痛感していたのですが、たまたま昨日ブックオフに行く機会があり、何時もながら110円コーナーで物色していたら、たまたま高須クリニックの院長である高須克弥さんの本「全身美容外科医」(講談社+α新書)を見つけたので購入して気晴らしに読んでみた。

 もちろん自分は美容外科に興味を持っているわけではありませんが、去年、高須さんが愛知県が主催した美術展騒動で、愛知県知事をリコール運動した高須さんの話しを聞いていたら、「この人、わりに国士だなあ」と思い、気になる存在になっていた。

 本を読んで“勇気”をもらいました。大分、高須さんを見直してしまった、高須さんは話すのが苦手みたいで、周りの人に誤解されやすいタイプだと思うが、著書に書かれていた内容は、同じ経営者として、医療関係者として尊敬するに値すると心打たれました。

 策士でもあるなあと思いましたが、彼は間違っていないと痛感しました。

 2019年12月発行の本が、すでに110円コーナーに置かれているのは、少し可哀そうだなあと思いましたが、充分に活力を頂きました。110円以上の価値は十分ありました。

 頑張って再び素数の本に戻ります。まだまだ得られる情報が満喫していると信じて・・・






2021年  1月 22日 自分の考えが左よりかなあと思う人に読んで欲しい

 暮れから1月後半まで「日月神示」に振り回され、ゼイゼイした後に既に購入していた、百田尚樹さんの「百田尚樹の日本国憲法」(祥伝社新書)を読んでみた。

 何と1日ちょっとで読んでしまった。やはり百田さんの本は読み易いし、内容が伝わりやすいからドンドン読めてしまう。「永遠の0」も500ページを超える大作だったと思うのですが、数日で読めたのを憶えている。

 この本のメインは憲法9条についてですが、なぜ改憲が必要なのか、どういった経緯で今まで改憲できなかったかを詳しく分かりやすく説明してくれている。

 自分は元々改憲派なので、驚く内容はなかったけど、余り第9条のことを知らない人、何となく周りの人たちが反対しているから自分も反対している人、周りに左に偏っている人たちがいる人、女性天皇と女系天皇が同じだと思っている人、大東亜戦争後の日本が、どれだけGHQに騙されてきたかを知らない人、日本のマスゴミが如何に酷いかを知らない人、左派の人たちに騙されているのかなあと疑問を抱いている人、是非一読ください。眼から鱗が落ちること請け合いです。

 これでモヤモヤしていた気分が一掃されたので、新たな“素数”の本に挑戦します。自分が求めている答えに近づけることを祈りつつ・・・

2021年  1月 21日 改めて読んでみた

 去年の暮れにご紹介したように、アメリカの大統領選挙のことをネットで情報を調べていたら、ズーッと前に読んだ「日月神示」に、今回の選挙の予想が出ていると動画で出ていたので、改めて「日月神示」を読み直してみました。

 十年以上に渡る大量の自動書記だったらしいので、ネットで紹介している部分は自分が持つ本では分からなかったのですが、改めて読んでみて、ウーンと唸る部分が多々ありました。天理教や金光教、そしてまたしても大本教に出くわしてしまったのです。

 また大本教かよって感じでしたが、何の巡り合わせか分かりませんが、自分にとってはどうでもよいと思っている大本教に、また再開してしまったのです。

 数年前、もう潰れて存在していないと信じていた大本教が上野の不忍の池の沿道にあったのを見つけて仰天したことを思い出しました。今でも立派な協会が存在します。

 そして耳年間の知識を持つ「合気道」に大本教が入っていることも知りました。合気道の創立者である植芝盛平が出口王仁三郎の下にいたことは知っていましたが、まさか合気道に大本教の教えが含まれていることにはまし仰天しました。

 キリスト、ブッタ、モハメッド、もう何でもござれの内容で疲れましたが、今日は21日、トランプさんの戦いも一段落だろうから、もう止めます。降参します。

 何ともせわしい年末と正月でした。少し軽い本を読んだら、再び“素数”に挑戦します。


2020年 12月 28日 シータ(θ)脳波

「シータ(θ)脳を作る」久垣辰博(講談社+α新書)を読んでみました。

 興味を抱いたのは、シータ波が4~8ヘルツ(Hz)であること。自分が興味を持つ4,8,16,32,64,128ヘルツの“ド(オ)”の波動と繋がる。

 一般ではアルファ(α)波の方が知られているかもしれない(8~13Hz)。

 「オイオイ、脳波の勉強もしないといけないの?」と少々暗くもなったが、共通点があって面白い。新たなる出会いになるのかも知れない。年末に、また課題を増やしてしまった。


 この数日はクリスマス休暇で、トランプさん情報が少し途絶えている傾向にあるが、先日ネットをサーフしていたら、“日月神示”でトランプさんの再選が予言されているというサイトに出くわしてしまった。“日月神示”だとう!?探してみたら、本棚の隅に2冊の日月神示の本を見つけた。おそらく15年以上前に読んだ本だと思う。

 もしトランプさんが再選したら、読み直してみようと思う。不思議な出会いをしてしまいました。

2020年 12月 20日 スマホ

 歯医者通いがようやく終了した。長かったあとだけ述べておく。辛かったあとも付け加えておく。最後に渡された紙に、“義歯”と書かれていた。何か悪いことをしたような気持になった。

 「スマホ脳」アンデシュ・ハンセン(新潮新書)を読んでみた。

 自分はいまだにスマホを使わず、ガラ系で済ましている。スマホにする必要性を感じないのと、無意味に値段が高い(電話機能とメール以外は使わないので)スマホに変える必要がない。

 本を読んでみると、現代ではスマホによる数々の弊害が生じているらしい。集中力の低下、睡眠不足、うつ病の発生率の上昇などなど、様々な問題が生じているらしい。

 著者はスウェーデン人の精神科医で、今までに診てきた経験を元に、スマホによる問題を提起している。昔の時代との比較などは、思わず納得してしまう内容が多く、興味深く読める内容だった。笑い事ではなく、一読することをお勧めしたい。特に教育者には必読本だと思う。

 そろそろスマホにするかなあと考えていた矢先だったので、グットタイミングだったのかも知れない。もう暫くはガラ系でいいかと思うようになった。安いし・・・

2020年 12月 13日 脳梗塞による後遺症

 前回ご紹介した歯科医院の近くにブックオフがある。なので毎回帰りに立ち寄る。

 小学校の時の歯医者通いには、母親は隣にあった喫茶店でクリームソーダやトコロテンをご馳走すると自分を騙して通わせたが、ブックオフは同じ意味合いがあるのかも知れない。歯医者に通った自分へのご褒美なのだろう。

 そんな中、「脳が壊れた」鈴木大介(新潮新書)を見つけて購入した。尊敬する養老孟司さんの推薦文が寄せられていたからである。

 内容は本人の脳梗塞による体験談のドキュメントで、取材記者でもある自身が経験した(している?)様々なことを紹介しているのですが、養老先生は一気に読んだらしいが、ダラダラとしか読めない自分でも三気ぐらいで読めた。

 本人は辛いのは理解できるのですが、奥さんの性格・体質を含めて面白い!暗い気持ちにもならず、最後まで笑いながら、また泣きながら読める素晴らしいドキュメントでした。

 また縁があったら、別の著書も読んでみようと思う。


2020年 12月  9日 歯医者

 自分が一番嫌いな(怖い)場所、それは歯医者です。断言できます!

 小学生の頃、出産で歯を痛めた母は、学校の検診で引っかかると毎回、自分を歯医者に強引に連れて行った。当時の歯医者は、今のように麻酔をうまく使えず、自分にとっては地獄の一丁目に連れて行かれる気分だった。痛かったのである。あのキーンという歯を削る音を聞くと、今でもお尻の穴がモゾモゾとするのだ。そのジレンマが今でも拭いはらえない。

 実は今、歯医者に通っている。前歯が欠けてしまったのだ(元々欠けていた歯に追い打ちをしてしまった)。来週で終わりそうなのですが、この2カ月余り、辛かった。

 確かに今の歯医者の治療は痛くない(ちゃんと麻酔を打ってくれる)。しかし嫌い(怖い)な気持ちを取り除くことは出来ない。毎回約30分、地獄との戦いとなる。毎回終わると、その日は何も手につかないほどに疲れ切っている。

 そんな中、前回ご紹介しtた高橋洋一先生の本を見つけた時に、一緒に「歯はみがいてはいけない」森昭(講談社✙α新書)を見つけた。前々から気になっていたので100円コーナーで購入して読んでみました。

 納得する内容が多かったが、「きっと歯医者の歴史も、カイロプラクティックの歴史と変わらないんだろうなあ」と思ってしまった。ヒトが2本足歩行をするようになって600万年、ホモサピエンスになって20万年、まだまだ解明できていない部分が多いのだろうなあと考えてしまった(でも彼が提唱する歯磨きの不必要性は共鳴しますし、唾液や咀嚼の重要性も同意見です)。

 これからカイロプラクティックも変わってゆくだろうし、同じように歯科も変わってゆくのでしょう。もちろん良い意味で・・・

 もう子供たちに歯医者の恐怖心だけは与えてはならないと確信しております。

2020年 11月 29日 日本の七悪人

 先日ブックオフで新たなる本を物色していると、110円コーナーで「これが日本経済の邪魔をする七悪人だ!」高橋洋一(SB新書)を見つけた。
 高橋先生は、現在自分が最も尊敬し、崇拝し、かつ信用している数学学者(?表現が違うかも・・)だ。地上メディアにはあまり出ていないかも知れないが、ネット番組では大好評を得ている先生で、全てを数学的に証明してしまう凄い人です。
 今年の武漢ウイルスの移行も予測的中させたし、今は内閣官房参与も務めている。つまり政府のご意見番、またはアドバイザーとも言える。

 その高橋先生が提言する七悪人とは;
1、新聞(特に朝日、毎日、東京新聞ですが、これは多いに納得できる)
2.テレビ(これも今年の武漢ウイルスに対応は酷く、自分は地上波は殆ど見なくなった)
3、リベラル政党(日本では野党を指します)
4、自民党内の反安部勢力(特に親中派は酷い!)
5、財務省(日本人1,000兆円借金説などのデマを言いまくった)
6、御用学者(3・11の時は浮き彫りに酷さを見せた)
7、日銀(今の黒田総裁はまだまともだと思うけど、その前は酷かった)

 とても共鳴できる内容でした。興味のある方はお読みください。

2020年 11月 26日 少しは晴れたかな?

 今月の初めから“人間不信”に陥り、「イカン、イカン」と思い、真っすぐ正面を見つめ続け、日本の国士として日々奮闘している、青山繁晴さんの本を読んで、少し頭を冷やそうと思い、本日、3冊目となる「きみの大逆転」(ワニブックス)を読み終えました。

 主に真珠湾ビジター・センターの話しですが、中の展示場では大東亜戦争での日本が行った真珠湾攻撃が絶賛されているという。

 自分もハワイに2年弱住んでいましたが、「どうせ、日本のことを批判しているに違いない」と思い、真珠湾にある戦争記念館を訪れることはありませんでした。

 が、実際はアメリカは、日本の攻撃がいかに素晴らしいものだったかを絶賛しているそうです。この事実は青山さんの前書「逆転ガイド」で初めて知りました。

 アメリカという国は、事実を曲げずに、正直に戦争を見つめ直し、日本を絶賛しているという事実に驚くと共に、凄い国だなあと思ったのを思い出します。

 今回の新刊を読み直して、やっと気持ちが少し落ち着きました。「ちゃんとした人たちも大勢いる。屈折していない人たちも大勢いる」と再確認いたしました。

 正義は必ず勝つ!と再認識できたような気がします。ありがとう青山さん!

 これでまた理系の本に戻ります。少しは自分を取り戻せたような気がします。

2020年 11月 19日 頭の中のモヤモヤを払拭

 前回も少し触れましたが、まずは11月初めの大阪都構想の結果を知って愕然としました。松井大阪市長や吉村大阪府知事が長年に渡って市民や府民に説明してきたのに、また選挙直前に毎日新聞によるフェイク・ニュースの影響もあったでしょうが、まさか反対になるなんて・・・

 続いて11月3日に行われたアメリカの大統領選挙の結果に唖然となり、完全に“人間不信”に陥りました。

 大阪には常識を持った人たちが大勢いる、アメリカにも正しく情勢を理解できる人たちが沢山いると信じていました。もう暗ーくなってしまったのです。

 この頭の中のモヤモヤをリセットするにはと思い、青山繁晴さんの本を読み直す決心をしました。本来の日本人としての根底を取り戻すには、“国士”である青山さんの本を読み直そうと考えついたのです。今回は「危機にこそ 僕らは甦る」(扶桑社新書)を読み終え、少しはリセット出来たような気がしています。

 もう1冊読んでみます。「きみの大逆転」(ワニブックス新書)を購入してきました。これで完全にリフレッシュできることを祈ってます。

2020年 11月 8日 信じる心

 本屋に行く機会がなくて、以前読んだ「ぼくらの死生観」青山繁晴(ワニブックス)を読み直してみることにしました。

 先週のアメリカの大統領選挙を観ていて、アメリカ国民(特にマスコミや民主党)にガッカリし、日本のメディアにも落胆し、何か、何を信じて良いのか分からなくなってしまい、本当に暗い気持ちになってしまったのです。

 勝手に自分の師匠と決めている青山繁晴さんの本を読んで、初心に戻りたいと考えたのです。もう何かにすがりたい気持ちで一杯になって、救いを求めて青山さんの本を読み直しました。

 内容は大東亜戦争での硫黄島の戦いや、いまだに硫黄島に残されている1万を超える英霊の方々の話しなので、内容は少々暗いのですが、自分たち日本人の本幹を思い出させてくれました。

 自分は日本人であることを誇りに思い、そして国士として生きて行きたいと常々考えています。決して右に傾いた考えではなく、今回は自分が日本人であることを再確認して、これから如何に生きて行くのか、見つめ直したかったのです。

 今崩れ倒れようとしているアメリカや、腐った日本のオールドメディアを見ていると、本当に暗い気持ちになります。

 尊敬している高橋洋一さんは日本のマスコミのことを“マスゴミ”と呼んでいます。本当にそうだと思うと共に、多くの人が多くの間違った思想を持つ人たちに騙されずに、本来の日本人に戻ってもらいたいと、心の底から願っています。

 

 


2020年 10月 吉日 数学をつくった人びと I~III

 予告したように、今月は「数学をつくった人びと I~III」E・T・ベル(早川書房)に挑戦しました。

 自分たちが学んできた数学が、どのように、またどんな人たちによって、またどんな時代に、そしてどうして作られてきたのかを知りたかったからです。

 学校で学んだ数学(算数)が何の目的をもって作り上げられてきたのか、皆さんも不思議に思いませんか?

 自分が若かりしき頃、「足し算、引き算、掛け算、割り算。まあせいぜい分数計算以外に、世間一般で求められるものはあるのだろうか?」と常々疑問に抱いていました。

 その答えを知りたくて、このシリーズに挑戦する決心をしたのでした。



 結論は後述するとして、第 I ~III 巻に出てくる登場人物を紹介しておきます。


第 I 巻:アルキメデス、デカルト、フェルマ、パスカル、ニュートン、ライブニッツ、ベル                  ヌーイ家の人々、オイラー、ラグランジュ、ラブラース、モンジュ、フーリエ


第 II 巻:ボンスレ、ガウス、コーシー、ロバチェフスキー、アーベル、ヤコービ、ハミルトン、がロア、ケイリーとシルベスタ


第 III 巻:ワインエルシュトラウスとコワレフスカヤ、プール、エルミート、クロネッカー、リーマン、クンマーとデーデキント、ポアンカレ、カントール

2020年 9月 29日 錯覚という病

 面白い本に出合いました。「錯覚の科学」クリストファー・チャブス & ダニエル・シモンズ (文春文庫)です。

 自分たちの生活の中に、どれほどまでに“錯覚”に惑わされているのか驚きました。読んでみると自分の中に思い当たるふしが多々あることにも気付きました。

 自分でも覚えているハワイ沖で原子力潜水艦の急上昇による「えひめ丸」の沈没事故も、何と艦長の「錯覚」によるものだったのです!驚きました。

 その他にも色々な錯覚による誤認の例が沢山紹介されています。何か読み進めている内に、ドキドキしてしまったのでした。

 でも著者たちが認めないサブリミナル(潜在意識)には、ちょっと同意しかねるなあ、少しは夢を持ちたいよなあ、と思いながら読んだのでした。でも、少し気を付けながら生活しないと、と身を引き締めたのでした。

2020年 9月 24日 宇宙が始まる前

 たまたま本屋さんで物色していると、以前読んだ本(ファインマンさんの流儀:早川書房)を書いたローレンス・クラウスの本を見つけたので読むことにした。「宇宙が始まる前には何があったのか?」(文春文庫)である。

 彼は素粒子物理学者であり、宇宙のことを研究しているらしい。


 自分が量子論が苦手なのは、大学で受けた理系の関門クラスであった無機化学に似ているからで、どうも見えない(目では)ものは現実性に乏しく思えてしまうからです。

 しかし読んでみるとリチャード・ファインマン博士や大好きなアインシュタイン博士がバンバン出てくるので、引きずり込まれて読んでしまった。


 137億2千万年前に起きたビックバンやインフレーションの話しや、2兆年後の宇宙の話しなどウキウキワクワクしながら読めました。

 ちょっと哲学的な傾向もあるけど面白い!と思いながら読んでいたら、なんとリチャード・ドーキンス(利己的な遺伝子の著者)まで出てきたのでした。

 結局はどこかで繋がってゆくんだなあと思いながら、自分が学んでいる方向性が間違っていないことを確認して、少々ほっとしたのでした。

2020年 9月19日 好き嫌いは、どう決めているのか?

 もう少し理系の立場から書かれているのかと想像していましたが、全く違う立場(でも科学と言える)から「好き・嫌い」の理由を追及している本に出合いました。「ハマりたがる脳」トム・ヴァンダービルト(ハヤカワ・ノンフィクション文庫)です。

 「好き」とはどういうものか、人の「趣味」とはどんな根拠に基づいたものなのか、「好き嫌い」を行動科学的立場から考察した本です。

 読んでみると、自分が如何にして「好き嫌い」をが判断するかを全く意識しないで決めていることに気付きました。イヤ、無意識の中で判断していたのだと思います。

 確かに話しをしている内に判断していることもありますが、食べ物や音楽、趣味について聞かれたら困惑するに違いない。

 いかに脳科学では説明し切れないかを痛感させられました。

 まだまだ説明できないことが山ほどあるのだと・・・・

2020年 8月 22日 竹内久美子再び

 最近は地上波を観ることを止め、殆どネットしか観なくなってしまいましたが(余りにも地上波の発している情報が酷いため)、尊敬している科学者(動物行動学)の一人である、竹内久美子先生が出演している番組によく出会うようになりました。

 偶然かも知れませんが、「そうかあ、ちょっと読み直してみようかな」と思い、「女は男の指を見る」(新潮新書)を読み直してみました。

 ある意味で新鮮な情報にあふれていて、最初に読んだ時とは違った印象を受けました。

 最初に読んだのが、おそらく10年近く前なので、少しは自分が成長したのかも知れません。

 「やっぱり読んで納得した本は、手元に置いとかないとなあ」と痛感したのでした。

 波動療法に挑んで戸惑っている中、何かヒントを得たような気もしています。

2020年 8月 5日 PCR検査

 自分の手違いで、読む本がなくなり、どうしようと迷っていたら「そうだマリス博士の本を読み直してみよう」と思いつきました。

 キャリー・マリス博士の「マリス博士の奇想天外な人生」(早川書房)です。なんと今世間を賑わせているPCR検査を発見し、ノーベル化学賞を授与された人です。

 実に奇想天外な人生を過ごしている人で、もう10年以上前に読んだと思いますが、訳者が自分が日本一のサイエンスライターと認めている福岡伸一さんなので、尚面白い!

 まだ読み直し始めた矢先ですが、興味を抱く人も多いと思い、読み終える前にご紹介しようと決めました。

 面白い保証100%です。是非お読みください、

2020年 8月 3日 ゼロ(0)

 やっぱり読み終わるまでに1カ月かかってしまいました。

ネット番組を見る時間が増えて本を読む時価が減ったとはいえ、こんなに内容の濃い本とは思っていませんでした。

「ゼロ」「0」とは僕ら日本人にしてみれば、そんなに抵抗を持たないと思う(自分だけでしたらゴメンナサイ)。

 でも数学会(科学)では、そうではなかったと知り、「エ~!」の世界でした。

 最初の内は宗教だの、ギリシャ時代だの、「そうなんだあ」の世界でしたが、徐々に物理学がでてきて、相対性理論から量子力学や天文学まで出てくるわ、最後の方では「ひも理論」まで出てくる始末で、読んでる方がビックルしてしまいました。

 自分にとっと「ゼロ」は単なる「0」なのですが、本当は凄い存在なのだと知りました。

 少々疲れましたが、数学に興味を抱く人にはお勧めの本だなあと,素人ながら思える本でした。

2020年 7月 4日 全色盲とソテツ

 やっと探し出しました。オリバー・サックス博士の「色のない島へ」(早川書房)です。

 もう何年も探したか分かりませんが、やっと出会い、そして読んでみました。


 内容は2部に分かれていて、前半は全色盲の人が多い、マーシャル諸島にあるピングラップ島とボンベイ島での調査や数々の体験が述べられています。

 自分はまだ全色盲の方との出会いは無く、精々部分色盲の方と数人しかお会いしたことがなかったので非常に参考になりました。


 後半はマリアナ諸島にあグアム島とロハ島に多発していた、ソテツとの関りも疑われているリティゴ・ボデイック病という、筋委縮性側索硬化症やパーキンソン病に似た症状などに襲われている人たちとの調査や体験談が綴られています。

 大好きで尊敬しているオリバー・サックス博士の本を満喫することが出来ました。満足・満足・・・

 次は暫く数学系に挑戦します。



2020年 6月26日 CIAとは?

時間がかかるとは重々承知していましたが、何と3週間以上かかってしまった。

内容は2001年の9・11事件後のCIAの活動に伴い、2011年にビンラディン氏が殺害されるまでのホワイトハウスとペンタゴン、そしてCIAの行動が紹介されている。

とにかく登場人物の数がやたらと多いのと、特に中近東の人たちの名前を覚えるのに苦労した。

以前登場していた人物が再登場する度に、「誰だっけ?」と前の部分に引き返すことも多く、非常に頭の中が混乱した状態が多々ありました。

去年の暮れにイスラエルの秘密機関である「モサド」の本を読んで驚き、これはCIAのこともある程度知る必要があると思い、今回の「CIAの秘密戦争」マーク・マゼッティ著(早川書房)を読む決心をしたのでした。

が、内容が濃く、複雑なアメリカ組織を理解するのに苦労した。

“平和ボケ”している自分を始め、多くの日本人は世界で起きている悲惨な出来事を知るべきだと思う。いまだに殺人を含め、多くの人たちが命を奪われている現実を理解し、ちゃんと受け入れるべきだと思う。

専門の理系から離れてしまったが、これからは再び本職に関する本に戻ろうと考えてます。

とにかく疲れた!というのが本音です。


2020年 5月29日 ファインマン博士再び

 最近はネットで動画を観てしまう傾向があって、中々読書が疎かになってしまう。

 それでも今月中にはやっつけたいと考えていた「ファインマンさんの流儀」ローレンス・M・クラウス(早川書房)を何とか読み終えました。

 以前にも竹内薫さんのファインマン博士の関連本をご紹介しましたが、今回は物理学自体の内容ではなく、リチート・ファインマンの伝記に近い内容なので、安心しながら読めました。

 しかし物理学のことが多々出てくるので、手こずることもあり、また450ページに及ぶ大作だったので、少々苦労しました。

 でも今までのファインマン博士の関連本には出てこない内容も多かったので、大変参考になりました。ファインマン博士のファンにはお勧めです。


 次は昨年度末に挑戦した「モサド・ファイル」に引き続いてCIAについての関連本に挑戦します。現代は情報戦による戦いが世界中で起きています。イスラエルの情報機関を読んだからには、アメリカの情報機関も知らなければと思い、ブックオフで仕入れてきました。

 今回も大作なので、少々時間が掛かると思いますが、頑張ります。

2020年 4月 1日 腸科学

 ちょっと時間が掛かりましたが、やっと「腸科学」ジャスティン & エリカ・リネンバーグ (早川書房)を読んでみました。

 以前ご紹介した藤田紘一郎 先生の本と合わせて読むと、これからの科学が如何に「腸内細菌」(マイクロバイオータ)に進んで行くか理解できると思います。

 自分も驚きましたが、腸内細菌がどれだけ、色々な疾患や障害と関連しているのかが分かります。そして、これからの科学は腸内細菌の重要性を調べることで、色々な問題が解明されて行くのだと理解できました。

 2月の最初にギックリ腰と便秘を体験し、色々なことを学びました。便秘に対しては、食物線維の重要性を深く学びました。今では必ず毎日、バナナを食べるようになり、無事に便秘からは解放されました。

 この本と藤田先生の本は、是非、是非のお勧め本です!

 



2020年 3月 14日 脳のはなし


 ちょっと時間が掛かりましたが「あなたの脳のはなし」デイビット・イーグルマン(ハヤカワ・ノンフィクション文庫)を読んでみました。

 現時点で脳科学で解明していること、またはまだ解明していないことや課題が分かり、その意味では大変勉強になりました。

 でも読んでいる内に、ちょっと「怖いな」とも考える部分も多々ありました。ユダヤ人のホロコーストの話しや、その他の大量殺人についてを脳科学の立場から説明している部分は、少々寒気を感じながら読みました。

 脳に含まれる神秘には興味を持ちますが、怖い部分もあるのだと知りました。

 ちょっと唸ってしまったのでした。

2020年  2月 20日 幻覚

 昨日{あなたの脳のはなし」を入力するときにオリバー・サックスの「幻覚の脳科学」を間違って消去してしまいました。

 今日(3月15日)は休日なので、改めてご紹介することにしました。

 この本をご紹介するときにも書きましたが、自分はオリバー・サックスは世界一のサイエンス・ライターだと思っています。

 今までに数多くの本を読ませて頂きましたが、観察力の素晴らしさ、視点の鋭さなど、何時も驚きながら、自分の視野や知識の乏しさを痛感していました。

 この本の中で紹介されているシャルル・ボネ症候群、感覚遮断、臭覚の幻覚、幻肢等々の内容は、どこかで自分と繋がるような気持ちで、ドキドキしながら読みました。

 

 オリバー・サックスが2015年に亡くなっていたことや、彼が若き日から同性愛者であった事実を知って、少々愕然としましたが、彼の偉業は忘れることはないでしょう。

 まだ読んでない本も何冊もあることも分かり、また出会えることを楽しみにしています。


2020年  2月  6日:新たな素晴らしい出会い

 コスモ・ウイルスが拡散している時に、少し不謹慎かと思いましたが、感動を伝えたく、やはり報告させて頂くことにしました。

 昨夜「スノーボール・アース」カプリエル・ウォーカー (早川書房)を読み終えました。

 初めての“地質学”に関する本への挑戦でしたが、自分が考えていた地質学は大きな過ちだったことを認識しました。

 メッチャ面白かったです。約6億年前後に、「全地球凍結仮説」を唱えた地質学者のポール・ホフマン博士を中心にした内容です。

 こうやって地質学者は地球の過去の歴史を謎説いているんだと、感動さえ覚えました。

 しかも、その前まではほとんどアメーバ状態だった私たちの祖先は、解氷後に一気に単細胞から多細胞に移行したらしいのです。驚きました。

 

 自分が挑んでいるのは、せいぜい5~600万年の人類の歴史ですが、生物の進化の上で、大変貴重な情報でした。アリガタイ、アリガタイ・・・


 そして日曜日に購入したオリバー・サックスの本に、彼は2015年に亡くなったと書いてあるのを見つけ、ショックのあまり、当日の夜にギックリ腰になってしまったのです。

 だいぶ良くなってきていますが、「ウーム、これがギックリ腰かあ」と辛い体験もしています。

2020年 1月23日: 現代の世界の裏

 頑張って500ページを超える「モサド・ファイル」マイケル・バー・ゾウハー&ニシム・ミシェル共著 (早川書房)を読んでみました。
 衝撃でした。イスラエルでのユダヤ人の秘密組織である「モサド」の話しなのですが、「本当に今でも、そんなことをやっていの?」と思うと同時に、自分たちの住む世界との違いに、心底から驚いてしまいました。
 ユダヤ人の備え持つ運命を感じ取れると共に、自分の甘えさが身に沁みました。「世界では、こんなことが起きているんだあ」と、知らずに生きてきた自分が情けなく思えました。

 もし機会があったら、是非お読みください!驚きますぜ・・・

2020年 1月14日  久々の興奮・・・

 久しぶりにリチャード ドーキンスの本「進化とは何か」(早川書房)を読んでみました。

 「利己的な遺伝子」を1970年代に発表して以来、世界の動物行動学の権威として君臨している科学者として知られているけど、自分も学んだことは多い。


 本は1990年代にクリスマス・レクチャーとして行われた特別講演をまとめたものですが、充実した内容となっている。


 もし進化論に興味を抱いている人には、入門編としてお勧めです。

2020年 1月  6日  ファインマン博士への挑戦

 よせばいいのに、昨年末から「ファインマン物理学を読む」 竹内薫 (ブルーバックス)に挑戦してしまいました。


 またもや完敗でした。


 でも何時かは制覇してやろうと息巻いてます。まずは自分は何を知らないかを知ることが重要だと考えてやってきましたので、その気持ちは継続しています。

 

 新たなジャンルへの挑戦は、これからも続きます。

2019年 12月 20日 そろそろ結論・・

久しぶりに藤田浩一郎 先生の本『毛細血管は「腸活」で強くなる』(ワニブックス新書)を読んでみました。

もう藤田先生の本を詠み出して何年になるだろう?「回虫先生」と呼ばれていた頃からだから随分と前だと思う。


最近の先生の本を読んでいると、集大成に近づいているように感じます。


まだまだ頑張って貰いたいのですが、一人の人間としての完成に近づいているように思えるのですj。


凄い人であることには違いありません。

2019年 10月 278 久しぶりの理系の本でした

少しは調子を取り戻したのか、理系の本を久しぶりに読みました。

「世界がわかる理系の名著」鎌田浩毅 (文春新書)です。

何か吹っ切れてきたのかも知れません。

また久しぶりに、新書を2冊購入もしました。

変わらないとね、自分も・・・

2019年 10月 178 今は泥沼の中にいる

『「もう疲れた」と思ったときに読む本』 斎藤茂太 (実業之日本社)を読んでみました。


自分がまさに「もう疲れた」状態だからです。


読んで行くうちに、ひょっとしたら自分は“躁鬱病”でないかと疑ってしまいました。


最近はやる気がないし、たまに人と話すとハイパーになる傾向があるからです。


「ウーン」と唸りながら、北杜夫さんや椎名誠さんを思い出してしまった。


イヤイヤと頭を振りながら、「前を向かなければ!」と自分に言い聞かしてます。


本を読んで少しは軽い気持ちになれましたが、まだまだ暗い自分がいるのにイラついています。


何か光が欲しい!何か自分を奮い起こさせる“光”を下さい。

2019年 8月 15日 お久しぶりです

何と、2カ月以上にもなりましたが、やっと「響きの科学」ジョン・パウエル( ハヤカワ文庫)を読み終えました。


7月中は体調を崩し、地を這いずり回って生活していたのと、視力が低下して、本が読めない状態に陥っていました。


何とかまともに歩けるように回復し、視力も元に戻ったようで、ようやく本も読めるようになりました(と言うより、読む気になった)。


「波動医学」に深く関連するのではと期待した本で、前半は参考になる部分が多かったのですが、後半は期待からは離れた内容が多く、少々期待外れでした。


頑張って購入した本も、以前に読んだ本であることが判明して、またまたガッカリしています。


また頑張ってブックオフに行き、新たな挑戦に挑みたいと考えています(ちょうど今日は高校野球が台風10号の影響で順延しているので)。


また調子を戻して、新たな本に挑みたいと、大分調子が回復してきました。


 頑張ります!

2019年 6月 1日 時間が掛かりましたが・・・

結局、2週間近く時間が掛かりましたが、やっと「人体600万年史 下巻」ダニエル・E・リーバーマン(早川書房)を読み終えました。


環境の変化などで、戸惑った生活のせいもありましたが、昨日から「これではいかん」と思い、読みだしました。


内容は上巻にも劣らない素晴らしい内容で、人類進化生物学者である著者は、下巻では現在の問題に挑んでいます。


幾つもの興味深い内容でしたが、ホモ・エレクトスの時代は、腰椎は6堆あったことには驚きました(今は5堆です)。


興味深い情報には付箋を挟んだので、身近において時々読み直してみようと考えてます。


次に挑む本も非常に楽しみです。


乞うご期待下さい。

2019年 5月  4日 古生物学・・・

10日間のGWではありませんでしたが、GW前に購入した2冊の本への挑戦を楽しみにしていました。


最初に挑んだ「ヒトのなかの魚、魚のなかのヒト」ニール・シュービン (早川書房)の挑戦を終えました。


英文の題名は「Your Inner Fish」で、自分が帰国して翻訳出版したアプレジャーの「もうひとりのあなた」の題は「Your inner Physician}でかなり似ていて驚きました。


この本は魚から陸に上陸した両生類でもなく、魚類でもない化石を見つける内容が主ですが、発生学的な見地が多く含まれ、自分が求めている「波動医学」のヒントを数多く得ることが出来ました。


次は物理系の本ですが、今から楽しみです。


頑張ります!


頑張れ日本!

2019年 4月 27日 オリヴァ サックス・・・

実は、この本を読むのは2回目になります。


オリヴァ サックス教授の「音楽嗜好症」(早川書房)です。


自分はオリヴァ サックス教授は世界一のサイエンス ライターだと信じていますが、名前を見ただけで嬉しくなって誤って買ってしまいました。


調べたら、前に読んでいたのですが、「波動医学」に繋がると思い、再読することにしました。


余り得る情報はなかったのですが、やはり面白い!


でも、サックス教授が相貌失認であり、右目の視力が失われていることを知りました。


もう85歳になったと思われますが、何時までも素晴らしい本を書き続けてもらいたいと思います。


「レナードの朝」の著者と言えば、分かってくれると思いますが、他の本も素晴らしいです。


是非とも読んで頂きたい、お勧めの本です。


頑張れ日本!

2019年 4月 19日 天国の証明・・・

イヤア、素晴らしい本でした。


「プルーフ・オブ・ヘヴン」エベン・アレグザンダー(早川書房)です。


世界的に有名な脳神経外科医が、感染性脳隨炎にかかり、7日間に渡る昏睡状態の時に臨死体験をした経験を書いた本です。


脳神経外科医ですから、科学的根拠の立場から、冷静に踏まえて書いてあるので大変面白い内容です。


今までに何冊もの臨死体験の本を読んできましたが、一番説得力が高いように思えました。


全米では数十週間もベストセラーとなり、200万部以上も売れたそうです。


医療に携わっている人なら、是非読んで欲しいと思える本でした。


次の本も大作に挑みますが、素晴らしい本だと思います。少々時間が掛かると思われますが、ご期待ください。


この本は、前回の本で暗くなった気分を、一気に明るくしてくれた本となりました。


感謝、感謝です。

2019年 3月 30日 ポアンカレ予想再び・・・

再び「ポアンカレ予想」ドナル・オシア(新潮文庫)に挑戦しました。


これでポアンカレ予想を証明したユダヤ系ロシア人のグリゴリー・ベレルマンに関しての本は3冊目になります。


しかし、以前にご紹介した本より、この本を先に読んでいればよかったと痛感したのでした。


この本にはピタゴラスから始まり、ユークリッドの定理からガウスやリーマン、そしてハミルトンなどの歴史的背景を丁寧に紹介してあるので、幾何学の移行が詳しく述べられています。


これで数学の土台は少し理解できたような気がします。(もちろん数学力が伸びたわけではありません。)


「量子革命」で物理学が見え、そしてこの本で数学の姿が見えたような気がしています。


次にもう1冊(他にも読んでみたい本が数冊あるのですが・・・)、超大作に挑みます。


最低1週間はかかると思いますが、頑張ります!


頑張れ日本!

2019年 3月 1日 天才・・・

3月7日の本の紹介を書き入れたら、「ぼくには数学が風景に見える」ダニエル・タメット(講談社文庫)を間違って消してしまいました。


イカン、イカン、この本はお勧めの本なのです。


サヴァン症候群であり、アスベルガー症候群でもある著者が、実は円周率のπを2万桁以上も暗記でき、外国語を10カ国も話せる天才なのです。


こんな人もいるのだと畏敬を抱くと共に、何のとりえもない自分にがっかりする自分もいるのでした。


少し落ち込みましたが、開き直ることにしました。


 

頑張れ日本!

2019年 2月 19日 素晴らしい出会いでした・・・

また素晴らしい本に出会いました。


久しぶりに読んでみようと手にした池谷裕二さんの「受験脳の作り方」(新潮文庫)です。


復習の大切さに加え、脳のデルタ波やシータ波の重要性、そして何といっても経験記憶、知識記憶、そして方法記憶の話しに没頭しました。


池谷さんの九九や二桁掛け算のやり方には驚きました(本当に簡単に計算出来てしまう!)。


大切に身近なところに保管して、暇を見つけて再読してみようと思います。


次は再び400ページ超えの本に挑みます。


今年は400ページや500ページ超えの本が、やたらに多いような気がしますが、頑張ります!

2019年 2月  8日 奮闘しました・・・

本日午前9:45分に「シンメトリー(対称性)の地図帳」マーカス・ヂュ・ソートイ(新潮文庫)を読み終えました。


何と一週間以上かかりましたが、全文633ページ、訳者後書きなどを入れると656ページに及ぶ大作でした。


これで数学系は焦らずに徐々に挑戦して良いような気がします。

今年に入って「量子革命」で量子学の基礎を知り、今回のヂュ・ソートイで数学の基礎を学んだような気がします。


これで物理学や数学の歴史を介して、やっとこれから学ぶべきことが分かってきたような感じもします。


やはり何事も根底となる土台を知ることの大切さを知りました。


今までは上辺だけを学び、それぞれの学問の根底が理解できていなかったことを深く反省しています。


この歳になって分かるとは情けないのですが、それでも遅くはないと信じています。

 

しかし長かった~。

2019年 1月月 30日 中村天風・・・

副題:中村天風の世界と称した「宇宙の響き」神渡良平(致知出版社)を読んでみました(もう20年以上前に出版されている本です)。


随分と前に中村天風のことを教えられ、数冊読んでみたのですが、内容が難しく、「運命を拓く」などは3回も読み直したのですが、半分も理解できずに終わったのでした。


しかし、この本は自分のレベルに合っていたようで、天風先生のことが次々と解かり、大変有意義な時間を過ごせました。また波動医学の鍵を握ると考えている空海も出てきて、色々な考えが結び付きました。


また他にも波動医学に繋がるヒントもあり、ドキドキしながら読めました(ヤッターという感じ)。


やはり導かれているなあと感じずにはいられない瞬間でした。


大切な部分には付箋を挟みましたので、何時でも戻れるようにしました。


今回の最大の収穫は「不弧(ふこ)」という銘でした。孤独ではないという意味ですが、奥はとても深いです。


今月は大作が続きましたが、充実した時間を過ごせたような気がしています。


更なる挑戦は続きます。


頑張れ日本!

2019年 1月 19日 感動した・・・

一週間以上もかかりましたが、「量子革命」マンジット・クマール (新潮文庫)を読み終えました。


イヤア凄かった! でも今までチンプンカンプンだった量子学の根元が見えました。感謝、感謝です!


話しはアインシュタインの相対性理論から始まり、ボーアの量子論との対立の歴史がメインですが、今までに読んできた著名な物理学者との繋がりや、関連が説明されており、大変面白く読めました。


しかし本文が633ページ、注訳や年表、用語集を入れると軽く700ページを超える大作でした。


でもやっと量子力学を理解するきっかけとはなったと思います。


数学や物理学は、こうやって歴史から教えてくれれば、学びやすいのになあと感じてしまいました。量子学に興味を持つ人には、お勧めの本です。


次にもう1冊だけ、マニアックな本に挑戦しますが、その後は、ちょっと軽い本に挑戦したいと考えています。


疲れたあ~

 

頑張れ日本!

2019年 1月 8日 読みがいのある本・・・

「人類が知っていること すべての短い歴史 下巻」ビル・ブライソン(新潮社文庫)を読み終えました。


上巻を紹介した当初、1,000ページの大作と書きましたが、何と内容は900ページで、残りの100ページは参照文献でした。


何と301冊に及びます。それをビルさんは3年で読み、本書を書いたそうです。お化けに出会いました。。


内容も宇宙論、量子論、地球物理学、進化論、生命科学など多々に及びます。


読みがいのある本でもありましたし、一度は読む価値は大いにあると思います。


少々恐くなる内容もありますが、現実から避けることは出来ないことも事実です。

 

頑張れ日本!

2018年 11月 30日 波動医学への道・・・

今年から波動医学への挑戦が始まりました。


20代から構想を持ち始め、何時終わるか分からない挑戦です。


数十年も前から頭の中で練り続け、そして今、ライフワークとしての戦いが始まりました。


その中で数学も必要だと分かり、今回は「フェルマーの最終定理」サイモン・シン(新潮文庫)に挑みました。


面白い! 400ページ超えの本でしたが、得られた情報は数知れません。最近は400ページ超えや、500ページ超えの本が多かったですが、充実しています。


もう本当に神様、ありがとう! って感じです。


数学、物理学、密教,音楽、鍼灸,チャクラ・・・挑戦は続きます(もちろん土台はカイロプラクティックです!)。


誰か一緒に苦しみませんか?


ご連絡お待ちしております!

2018年 10月月 5 ・10日 勉強になりました・・・本当に

本屋に中々行けなかったこともあって,「鍼師おしゃあ」を読み直してみました。


凄く勉強になったのですが、この本の主人公が話す内容が、自分の考え方に似ているのです。


患者を診るときは、病名を探すのではなく、原因を探すのだとか、自分の考えと同感する内容が多いのです。


これが著者の考えか、鍼灸の指導をした人の受け入りなのか分かりませんが、同じ考えを持つ人がいて嬉しく感じました。


経穴は少ししか知りませんが、今勉強している「波動医学」に繋がる部分があると信じてます。


自分としては、本当にお勧めの本です。

2018年 9月月26日 面倒なことになりそう・・・

頭蓋仙骨治療 I I を読みながら、「99.9%が誤用の抗生物質」岩田健太郎(光文社新書)を読んでみました。


読んでいる内に、「感染症は治せなくなるのでは?」と不安になりました。


抗生物質に対する耐性菌が増えているからです。


また日本には、感染専門医が余りいない事実にも驚きました。


もちろん、余り専門家ばかりになるのも問題だとは思いますが、日本にはまだまだ足りないらしい。


自分としては、ファミリードクターを増やして、それぞれの専門家に振り分ける制度を作るべきだと考えています。


それを行うのがカイロプラクターだと考えているのですが、自分には完全に振り分けるだけの知識が備わっているとも思えません。


まだまだ知識が足りません。情けないですが・・・


だから、また本を読むのです。それしか無いと思うからです。

2018年 9月月20日 頭蓋仙骨治療・・・

少々苦労しましたが、「頭蓋仙骨治療」J. F. アプレジャー (スカイ イースト)を読み終えました。


約30年ぶりでしたが、新しい発見や、自分が誤解していたことが幾つもありました。


「波動医学」に結びつく部分は少なかったですが、概念としては大変勉強になりました。


内臓マニピュレーションとの共通点も見つかり、少なくても読み直して良かったと思っています。


まだまだ基礎的な勉強ですが、まだまだ頑張ります。

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頑張れ、日本!

2018年 8月29日 読み直してみました・・・

波動医学に結びつくかは分かりませんでしたが、「内臓マニピュレーション」ジャン・ピエール・バラル(スカイイースト)を読み直してみました。


アメリカに滞在中に幾つかのセミナーに参加しましたが、日本語で読み直してみると、興味深い部分に出会えました。


特に肝臓と腎臓は得られる部分が多かった。


波動医学にも応用できそうな情報を得られ、読み直して良かったと痛感しました。


ライフスパンでの勉強ですから、少しずつ少しずつ迫ってゆきたいと考えています。

                                ・

頑張れ、日本!

2018年 8月19日 素数・・・

前回にご紹介した通り、凄い本に出会いました。「素数と音楽」マーカス・ヂュ・ソートイ(新潮文庫)です。


素数のことは知っていました。リーマン予想の話しも聞いた程度ですが知ってはいました。


この本は数学の歴史をリーマンやガウスから始まったリーマン予想やゼータ関数を解明しようとしてきた歴史と各著名数学学者が紹介されています。


なにせ600ページを超える大作で、読み終わるまでに10日間以上費やされました(もちろん、過去10日間以上の、自分に与えられた自由時間は、夏の高校野球が優先されてしまったことも事実ですが・・・)。


挑戦が始まったバイブレーション・メディスンと素数との関りは現時点では少ないとは考えていますが、頭の端に素数のことは入れておくべきだと考えています。


素晴らしい出会いであったと共に、苦手な数学が好きになったことも打ち明けます(もちろん好きなったから、数学が出来るようになった訳ではありません)。


でも、これからの自分にとって、大変参考になる本であり、勇気を与えられた本にもなりました。


ちなみに、デュ・ソートイは動物行動学のリチャード・ドーキンスを次いで、オックスフォード大学の「科学啓蒙のためのシモニー教授職」の二代目に選ばれたそうです。


以前(15年以上前)ドーキンスにはまっていた自分にとって、これも何かの縁かも知れません。

                                ・

頑張れ、日本!

2018年 7月 9日 導き・・・

ロバート・フルフォードDOの「いのちの輝き」(翔泳社)を読んでみました。


最初に読んだのは20年近く前だと思います。


やはり当時に感じたことと、今読んで感じるととは大きくと異なりました。


フルフォードが考えていたこと、今になって共鳴することが多々ありました。


これまで読んできた本を土台にして、音叉(波動i医学)に挑みます。


どちらに導かれるかは分かりませんが、自分が考えてきたことが正しい方向に向かうことを信じて・・・


頑張れ、日本!

2018年 7月 4日 波動医療・・・

PCの調子が悪く、遅くなってしまいました。ゴメンナサイ!


前述したように「波動医学」への挑戦を再開しました。


そこで20年近く前に読んだ「バイブレーショナル・メディスン」リチャード・ガーナー(日本教文社)を読み直しました。


600ページを超え、文字も小さいので2週間かかりましたが、何とか読み終えました。


「波動医学」を再開するに当たって、素晴らしい本でした。土台に戻ったような気がします。


これから挑戦が始まります。


もう数冊、手元にある本を読み直して、仕切り直しです。


死ぬまでに到達するか分かりませんが、ライフワークとして挑戦します。


(でもマッケンジー理論とカイロプラクティックも始めたので、読んでみてください!)

2018年 6月15日 音叉再開症・・・

以前から告知していた通り、還暦を迎えたので“音叉”の研究を再開することにしました。


でも、どこから始めたら良いのだろう?と迷っていた所、素晴らしい本に出会いました。


「音律と音階の科学」小方厚(ブルーバックス)です。また神様に導かれました。


音楽や数学に疎い自分なので、戸惑いながら読みましたので、時間が掛かりました。


が、素晴らしい事実にも多々出会えました。


全てを理解できたのではないので、暫くは手元に置いて、何回か読み直してみようと決めました。


さい先の良いスタートとなりました。


10年スパンで進めるつもりです。


来月からはマッケンジー理論にも再挑戦します。


この先の10年の目標は出来ました。性根を据えて頑張ります!


今月も素晴らしい本と出会えてる。神様ありがとう!

2018年 5月28日 車イス・・・

「車イスから見た街」村田稔(岩波ジュニア新書)を読んでみました。


タイミングよく、先週末から古傷である左膝下のオスグット・シュラッターが再発して、びっこを引く生活に・・・


何時も思うのですが、体調を崩すと、如何に普段の生活が不便であるかを身に沁みます。


びっこを引いて歩くと、階段や斜めの道や、坂を登るのがいかに大変かが分かります。


車イスは学生クリニックにいた時、遊んでいたから、どんな不自由さがあるかは少しは理解していたつもりでしたが、この本を読んで、それどころではない不自由さに驚きました。


普通に生活している人には分からないと思いますが、体に障害を持つ人は大変であることを、自分たちは深くを知らない。


自分も今までに、足の障害に見舞われて、びっこを引く機会が多かったのですが、実際にそうならないと分からないことが、どれだけ多いことか・・・


かなり改善されてはいるのでしょうが、まだまだ障害者に対する環境にはなっていない現状を知るべきだと痛感しました。

2018年 5月23日 夜と霧・・・

以前(もう15年以上)から、「夜と霧」を読みたいと願っていました。


やっと原書ではありせんが、『「夜と霧」ビクトール・フランクルの言葉』森富祥彦(ワニ文庫)を読みました。


ユダヤ人であり、強制収容所で死との隣り合わせの生活を強いられた医師でもあるフランクルですが、難しい部分もありましたが、参考になりました。


これを機に、何冊か読んでみようと思います。

 

 

『頑張れ日本!』 

2018年 5月20日 遂に出版されました・・・

去年の末に全ての校正・編集が終了していたのですが、やっと出版されました。


「カイロプラクティック各論(2)-エッセンシャル栄養学-」です。


過去20年近くに学んだ栄養学を、なるべく分かりやすく書いたつもりです。


90年代からの栄養学を一生懸命に追いかけてきたつもりですが、足りない部分も多々あると思います。


しかし、 この1冊に200冊以上読んできた栄養学の関連本を集約したつもりです。


是非、お買い求め下さい(ネットでたにぐち書店で検索して頂ければ出てきます)。


よろしくお願いします。


良かった、良かった・・・

 

 

『頑張れ日本!』 

2018年 3月 15日  素晴らしい出会い再び・・・

また凄い人に出会ってしまいました。


平川祐弘 先生の「日本人に生まれて、まあよかった」(新潮新書)です。


この数年で青山繁晴さんや櫻井よしこさん、ちょっと癖があるけど百田尚樹さんと出会ってきました。


平川先生は、その上を行く人なのでしょう。ご存知していなかった自分が阿保だっただけだとは思いますが、凄い人です。


もう80歳を超え、今は90歳近い先生ですが、東大名誉教授でおられいます。


今まで出会えなかった後悔もありますが、何とかして先生の本を探して読んでみようと思います。


新たなメンターとの出会いに乾杯!

 

『頑張れ日本!』 

2018年 2月 25日  タバコ・・・

久しぶりに武田邦彦 先生の本「早死にしたくなければ、タバコはやめないほうがいい」(竹書房新書)を読んでみました。


確かにタバコは煙いから嫌がられます。吸わない人には迷惑だと思います。


だけど数千年の歴史を持つタバコは嗜好品として慕われてきたのですから、全面的に否定するのもどうかと思ってしまうのです。


武田先生が指摘しているように、タバコを吸っている人が吸っていない人より、肺がんのリスクが少ないことも証明されています。


また受動喫煙の被害も少ないこと、逆にタバコを止めた人の方が発がん率が高いことも証明されています。


要は量だと思います。


砂糖でも小麦粉でも、白米でも、脂肪やタンパク質でも、大量に摂取する人に問題があるように、タバコも同じだと思います。


余り神経質になるよりも、正しい情報を受けとめたいと思います。


思い出してください。アメリカは13年に渡る禁酒法で、どれだけ混乱した世の中になったか忘れないでください。


余り禁煙、禁煙と走ったら、子供や若者は麻薬に走るようになりますよ。実際にタバコやお酒を買い難いアメリカはそうなっています。


もう一度、皆さんも考えてもらいたい。


タバコや酒を嫌うのはいいけど、恩恵を受けている人たちもいることを・・・(麻薬と比較してください)

12月 31日  運命・・・

25~29日にかけてアメリカのロスアンゼルスに次女と2人で行ってきました。


旅行が決まったのは約2か月前でしたが、自分は余り乗り気ではなく、「死ぬかもな・・・」という気持ちから離れませんでした。


理由としては:


1、ロスには25年近く訪れていない。高速道路は変わっていなくても、建物は随分と変わったはず。道順は覚えていない。


2、ロスの移動には“車”が不可欠。しかし自分は20年以上も運転していない。


3、メガネは新調したが、まだ慣れていないのと、メガネをかけての運転も試していない。


4、一般会話の英語は25年以上もしていない(確かに今までに英語圏の患者さんとの会話はしているけど、治療に必要な英語と会話とは違う)。


5、アメリカでレンタカーをした経験はない(自分の車か、誰か友人に助けて貰っていた)。


等々の不安で、「死ぬかもなあ」と真剣に悩んでいたのです。


そこで購入した本が百田尚樹さんの「永遠の0」(講談社文庫)でした。零戦に乗っていた人も、きっと死との隣り合わせであったに違いありません。


そこに自分と重ねてみようと考えたのです。


出発の成田にたどり着いた時も緊張していて、片手でワインが飲めませんでした(手が震えて・・・)。


ロスに到着してレンタカー屋さんで車を借り、サンタモニカに寄ってホテルでチェックインして、部屋に入った時も手が震えていました。


「帰れないかも知れない、今日は何とか運転できたけど、残された日に事故を起こす可能性はある」と不安だらけでした。


翌日からメルローズ通りや、ハリウッド通りに行き、歩きました。アメリカに住んでいた時に、あんなに歩いたことはありませんでした。


しかも道路も歩道のボコボコで、歩き難い。


時差ボケで夜は寝れず、せいぜいレム睡眠だけで、ノンレム睡眠に至るまで3日かかりました。


でも次女は買い物に殺到して、歩くわ、歩くわでクタクタに。


それでも最終日に車を返して、空港でチェックインしましたが、ビールやワインも飲む元気もありませんでした。


29日の夜8時前に帰宅。


生きて帰れました。

 

今朝「永遠の0」を読み終えました(500ページ以上の大作です)。小説を読むのも、おそらく10年ぶりでしょう。


素晴らしい内容でした。そして次女もロスを楽しんだようです。


自分は楽しいより、零戦の飛行士の気分でした。緊張の連続でした。でもこれは神に試されたのだろうと今になって思います。


神様はまだ自分を生かしてくれました。まだ生きろということかも知れません。確かに運転で3回ほど危ない場面にも遭遇しました。


でも生きて帰ってこれた。左膝のオスグット・シュラッターが再発しましたが、正月をゆっくりすれば治るでしょう。


今年も色々なことがあった1年でしたd。「最後にこれかよ」と思いながろ訪れたロスでしたが、まだ来年も生き延びれそうです。


トレパンとトレーナー1枚づつ、そしてワイシャツ1枚が戦利品でした。


「永遠の0」は多くの人に読まれていますが、もし読んでいないのでしたら、是非お読みになることをお勧めします。


日本人は、本当の大東和戦争で何が起こったのか、どうして負けたのか、その真実を知る時代になったような気がします。


僕らは騙され続けてきました。今、僕らは本当の事実を知り、これからの日本はどうすべきかを真剣に考えるべき時代人なったのだと思います。


百田さんは、真っ向からそれに立ち向かい、そして多くの人が受け入れたのだと思います。


ロスへの旅行にうってつけの本でした。自分を見つめ直すきっかけにもなりました。

 

皆さん!良いお年をお迎えください。 


合唱・・・

 

『頑張れ、日本!』

12月 14日 看護師・・・

「看護」増田れい子(岩波新書)に出会いました。


病人を監護する看護師の話しで1995年に出版された本です。


良い出会いでした。看護師の勤め、役割、意思が伝わる素晴らしい本でした。


これは一読の価値があります。


医療に携わる人には、是非読んでほしいと思える本でした。


こんな気持ちで働いているんだと、感慨深い本となりました。

 

『頑張れ、日本!』

11月  4日 睡眠の重要性 ・・・

「スタンフォード式 最高の睡眠」西野精治(サンマーク出版)を読んでみました。


睡眠に興味を抱いたのは、もう20年近く前でした。


右下腿部に腫瘍のようなジュクジュクした部位が現れ、病院には行かずlに自分で治そうと決心しました。


ちょうど栄養学の勉強を始めていたので、色々なサプリメントも試しました。が、余り改善しません。


そこで考えたのが寝不足でした。当時は6時間前後の睡眠を取っていましたが、毎朝眠たいのが不満でした


そこで6時間から7時間、更に8時間と睡眠時間を長くしてみました。


それから2か月後、ジュクジュクした腫瘍様な部分が固まり始め、2~3年後に完全に消失しました。


やはり睡眠が一番効果があったと思います。


本を読んでみると、自分が考えていた内容に一致している部分が多々あり、一人で喜んでしまったのでした。


皆さんも是非お読みください。

 

『頑張れ、日本!』

10月 28日 Artifificial Intelligence ・・・

AI という言葉を聞くようになって久しい。


井上智洋さんの「人工知能と経済の未来」(文春新書)を読んでみて驚いてしまいました。


彼は2030年から45年の予想をしています。未来のような世界です。


自分はもう少し遠いと思っていますが、実現する可能性は捨てられないとも思います。


AI が進むことで、労働力が必要となくらり、経済が変わると提唱なさっておりますが、まだまだ時間が掛かると思います。


自分には想像できない世界ですが、着実に近づいていることは間違いないでしょう。


それまで生きていられない自分ですが、そのほうが良いと思ってしまうのは、何か受け入れられない部分があるのかも知れません。


良い方向に進むことだけを祈っております。

 

『頑張れ、日本!』

10月 17日 町工場・・・

「NASAより宇宙に近い町工場」植松努(ディスかヴァー携書)に出会い、読んでみました。


凄いなあと思うのは、本当に好きだけでロケットを作ってしまった人たちがいるのですね。


もう少し理系的な話かなと思っていたのですが、どちらかというと啓蒙本的な内容でした。


でも“夢”を追い続けるという内容には納得しました。「どうせ無理」という言葉は廃絶したいという信念は凄い!


お勧めの本です。

 

『頑張れ、日本!』

9月 20日  やっと出会えました・・・

前々からアーユルヴェーダに興味を持っていました。


出会いに期待しながら、長い年月が経ちました。


しかしやっと出会えました。「アーユルヴェーダの知恵」高橋和己(講談社現代新書)です。


情報が多いので、暇を見つけて読み直そうと思います。


イヤイヤ、念願が叶いました。神様ありがとうって感じです。

 

 

『頑張れ、日本!』

8月  9日 アッぺ・・・

ちょっと時間がかかりましたが、『外科医と「盲腸」』大鐘稔彦(岩波新書)を読み終えました。


最近は医学に関わる本との出会いが続いているのは、何かの偶然?

 

外科医の大鐘先生の“虫垂炎”を「盲腸」と呼ぶのは止めませんか、という話しから、誤診などを含め、虫垂炎の難しさを色々と説いていて興味深く読みました。


また外科医の難しさを深く知りました。自分には無理そうです。


でも医学の深さを知り、また呆れた部分も多々ありました。


医療に携わる自分としては、ちょっとガッカリもしたのでした。しかし外科医が如何に大変な職業であるかは理解できたと思います。


ちょっと複雑な気持ちでもあります。


『頑張れ、日本!』

8月  3日 師匠の本・・・

自分には多くの師匠がいます。それは自分が勝手に師匠と呼んでいるだけで、相手の人は、自分のことを知らない場合も、会ったこともこともない場合も多い。


でも勝手に師匠と呼ばせて頂いています。


その師匠の一人、青山繁晴さんが「危機にこそ ぼくらは甦る」(扶桑社)を8月1日に発売しました。


自分は待ちきれず、当日に購入して今日読み終えました(読み直した部分も多いので、1回半かな)。


前々から青山さんが提唱なさっている、拉致事件、憲法改正、女性宮家、沖縄や硫黄島の問題、メタンハイドレードの問題・・・


初めて読む人には、少々強烈過ぎるかも知れません。話しがストレート過ぎて…右翼かと思う人もいるかも知れない。


でも根っこまで知れば、日本人であれば、国士であれば、青山さんが言っていることは正論です。


ただ青山さんみたいな勇気が自分にはない(だから師匠と呼んでます)。


少しでも近づきたい(会いたいのではなく)と思う人です。尊敬できる人なのです。

 

『頑張れ、日本!』

7月 17日  やはり素晴らしかった・・・

少々気が重くなった後は、当然ながら元気なる本が読みたい!


そこで購入したのが「新版・動的平衡」福岡伸一(小学館新書)です。


自分は福岡さんは、日本一のサイエンス・ライターと信じて疑っておりません。


「動的平衡1、も2」も読ませて頂きましたが、今回の本も十分に楽しませて頂きました。


もう「生物と無生物の間」以来の大ファンです!


イヤア、今回も満喫させて頂きました。


ありがとうございました。

  

『頑張れ、日本!』

6月 24日  行き着く処が藤田浩一郎先生なのかも・・・

「長命革命」藤田浩一郎(海流社)を読んでみました。


何と、自分がいま求めている情報で満喫されているではありませんか!


大切な部分はもう一度読むとして、取り敢えず、ご紹介します。


驚いたのは、知らず知らずの内に、藤田先生の本を、15冊近く読んでいたことです。


知らない内に、はまっていたのでした・・・

  

『頑張れ、日本!』

5月 17日 食・・・

ちょっと時間が掛かりましたが、「食の安全と環境」松永和紀(日本評論社)を読んでみました。


今までに色々な栄養学や環境についての本を読んできましたが、全面的に賛成するまでには行きませんが、的をついた本だと思います。


有機農業や遺伝子組み換えについての意見には、頷ける部分が多々ありました。


この本を読んで、もう一度本来あるべき姿を考え直してみたいと考えています。


今年は自分の考え方を見直す、素晴らしい本との出会いが重なり、何か転機の気配を感じています。


『頑張れ、日本!』

4月 19日 アルブミンだった・・・

シルバー(50歳以降)に必要なのは、アルブミンの濃度を上げ、コレステロール値も上げ、血色素を上げることだった。


「介護されたくないなら粗食はやめなさい」熊谷修(講談社+α新書)を読んで納得しました。


イヤア、今年も当たり年で、素晴らしい本と出合ってます。


集大成に向かっている栄養学ですが、今年も内容が濃いです。


本当はまだまだなのでしょうが、ゴールが見えてきたような気もします。

 

『頑張れ、日本!』

4月 18日 ダイエット・・・

「糖質制限」によるダイエットが氾濫しています。


炭水化物を制限すれば、確かに体重は減ります。人間に必要となるエネルギー源が減るのですから・・・


でもエネルギー(ガソリン)が無くなると、頼るものはタンパク質や脂肪になります。


筋肉に蓄えられたタンパク質を使い、それでも足りないときは、脂肪をケトン体に変換して、エネルギーにします。


でもそれは昔の話しで、40~50歳の寿命であった時代の話しです。


岡本卓さんの『本当は怖い「糖質制限」』(祥伝社新書)をお読みください。


糖質制限がどれだけ怖いのかが分かります。


『頑張れ、日本!』

12月 30日やっと完成!感動しました ・・・

実は27日に受け取ったのですが、ついに「カイロプラクティック各論(1) -見る・観る・診るー 付録:失敗症例」(たにぐち書店)が完成しました。


感動しました。やっと出来たと・・・土台となったのは「カイロタイムズ」に8年間に渡って連載した内容を改訂・加筆したものです。


それに加えて、「セサモイド・カイロプラクティック・ジャーナル」で連載した「失敗症例」を改訂・加筆しました。


ダイレクト・テクニック Part1&2 を補正させる目的で書いた内容で、脊柱と臓器の繋がりがメインの内容です。


来年には書店に並ぶと思います。是非ご購読してください。

 

内容は充実していると思います。


来年は(2)の完成に努めます。


皆さん!良い年をお迎えください!


『頑張れ、日本!』

10月18日 ナノの世界・・・

「ナノテクノロジー」川合知二(PHP新書)を読んでみました。


スゲエ!と驚いてしまいました。まだまだ自分の知らない世界はとてつもなく多いことを実感しました。


“ある物質が血液中に流れるとき、3ナノメートルよりも小さいものであると、人体は自動的に吸収するように働く。それを栄養とみなすからだ。逆に極端に大きく、400ナノメートル以上のミクロンに近い大きいものは、異物として認識され、分解して排出される。”


どうですか?知ってました?自分は知りませんでした。


こうやって視野が広がって行くのでしょうね。


それ以外にも、驚きのテンコ盛りでした。


マダマダでした。


『頑張れ、日本!』

9月25日 やはり、まだまだでした・・・

「はやぶさ」のことは知っていた。ので「はやぶさの2」の大挑戦』山根一眞(ブルーバックス)を読んでみました。


またもや自分の無知に打ちのめされました。工学や科学の凄さに驚きました。


自分が全然、理解していなかった科学の進歩にも驚きました。


著者は文系の人ですが、30年もかけて学んできたという。


「はやぶさ」が如何にして地球に返還してきたのかも、大変興味深く読ませて頂きました。


しかしJAXAが頑張っているのは知っていましたが、こんなに凄いとは知りませんでした。

 

2014年に打ち上げられた「はやぶさ2」が無事に帰還(2020年)することを心から祈っております。


『頑張れ、日本!』

7月 28日 やっと読みました、大作です・・・

やっと貝原益軒の「養生訓」(講談社学術文庫)を読み終えました。


長~い、、長~い間、この養生訓を探し続け、やっと出会い、やっと読みました。


バイブルが1冊増えました。


1700年代に書かれた内容は、今でも充分に通用する内容です。感動しました。


今月は3冊の大作を読むのが目的でした。


やっと目的が達成できて、少々安堵しています。


また来月はどんな素晴らしい本に出合えるか楽しみです。


取り敢えず、ちょっと安心しました。


もっと早くに出合いたかった養生訓でしたが、やっと出会い、読むことが出来ました。


神様ありがとう!


『頑張れ、日本!』

7月 9日 凄かった・・・

「脳死・臓器移植の本当の話」小松美彦(PHP新書)を数日間をかけて読みました。


400ページを超える大作ですが、息を飲み込みながら、ひたすらに読みました。


偶然に出会った本でしたが、以前、立花隆さんの「脳死」(文春文庫)を読んで以来、脳死や臓器移植には興味を抱いていました。


しかし、この本を読んで驚愕したことが続きました。


脳死についても再認識した部分が多々ありました。自分が知らなかったことに対しての恥ずかしさも体験しました。


この本は、脳死や臓器移植に対する考えを変えてくれました。


今月はもう一冊、大作に挑みます。読み終えたらご紹介しますが、以前から読みたかった本です。


今年は、本当に素晴らしい本に出会う機会が多く、ラッキー年です。


『頑張れ、日本!』

4月16日 糖質に対する新たな意味・・・ 

藤田紘一郎 先生の「50歳からは炭水化物をやめなさい」(だいわ文庫)に巡り合いました。


5歳以降は糖質エネルギーではなく、ミトコンドリア エネルギーを大切に、という画期的な出会いでした。


病まない・ボケない・老いない腸健康法を納得行くままに読みました。


イヤア、本当に今年は素晴らしい本との出会いが続きます。


また明日はブックオフに出向いて、新たな出会いを探してきます。楽しみっす!

 

『頑張れ、日本!』

3月25日 肝臓病・・・ 

「肝臓病の常識を疑え!」高山忠利(講談社+α新書)を読んでみました。


知らなかった事実のテンコ盛りで、大変充実した時間を過ごせました。


「そうだったんだあ」、「そういうことかあ」、「ヘーッ、知らなかったあ」と呟きながら読みました。


暫くは近くに置いて、何回か読み直してみようと思う。


素晴らしい本でした。感謝、感謝です!

 

『頑張れ、日本!』

3月16日 もっと早く読みたかった・・・ 

(岩波ジュニア新書)から出ている「DNAがわかる本」中内光昭 著 を読ませて頂きました。


学生対象に書かれているため、分かりやすいし、今までに理解していなかったことが「そういうことかあ」とか「そうだったんだあ」の連発でした。


DNAのことを知りたい方、興味がある方は、まず最初にこの本を読むことをお勧めします。


最初から難しい本から入るより、まず基礎固めをしてから始めるといいと思います。


今年は、こんな本との出会いが多いような気がします。

 

『頑張れ、日本!』

2月21日 酸化ではなく“糖化”も問題なのだと知りました。 

大当たりの本でした。『老けたくないなら「AGE」を減らしなさい』牧田善二(ソフトバンク新書)です。


AGEとは、Advanced Glycation End-production)のことで、日本語だと「終末糖化産物」のことらしい。


今までは“酸化”が身体を傷つけると騒いでおりましたが、この“糖化”(タンパク質に糖化がついて出来る物質)が“老化”と深く係わるらしいのです。


糖尿病とも深い関係があることが判明しているらしく、これからもう少し勉強してみたい。


この頃は、素晴らしい本との出会いの確率が高い。ヨーシ、今年は、この調子で行きましょう!

 

『頑張れ、日本!』

2月 3日 もっと早くに、この本を読みたかった・・・ 

「人間は生命を創れるか」五條堀 孝(丸善ライブラリー)を読ませて頂きました。


驚いた、もっともっと早くにこの本を読みたかった、というのが最初の感想です。少々興奮してしまいました。


随分と前から“進化論”を勉強してきましたが、この本は“ヒトの進化”の歴史を詳しく説明してくれ、こらからの“科学”がどこに向かっているのかを教えてくれます。


ラマルクからダーウィン、メンネル、小林資生(もとお)先生の“中立論”もやっと少しですが、理解することが出来ました。


後半は難しい部分もありましたが、これから勉強して行くガイド本となりました。


是非、是非にお勧め本です。


今年は当たり年かも・・・

 

『頑張れ、日本!』

4月 6日 日月神示の実態 ・・・

週末の殆どの時間を費やして「日月神示」中矢伸一(徳間書店)を読みました。


途中で何回も頓挫して、フーッと溜息をつき、何度もベランダに出て深呼吸をしながら読みました。


スウェンデンボルグの本を読んだ以来の衝撃でした。


恐ろしかったことは、今まで読んだり学んできたことの、集大成であったことでした。


頭のどこかで思っていたことが、全て繋がってしまった、というのが主な感想です。


どう受け止めるべきか、受け入れるべきか、これから考えて行くことになりそうです。


「大変なことになった・・・」というのが今言えることだと思います。


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『頑張れ、日本!』

2月14日 シンプル イズ ザ ベスト・・・

久しぶりに幕内秀夫さんの本を読みました。


「病気にならない 夜9時からの粗食ごはん」(青春文庫)です。


この人の素晴らしさは、的をついているということにつきます。


夕食と夜食は違うよと、実に的をついています。夜9時過ぎの食事は、あくまで夜食であって、夕食ではないと指摘しています。


自分も今まで帰宅が遅くなる人には、夕方に30分でもあれば、炭水化物(お握りや、ソバやウドン)を食べたらと伝えてきました。


幕内さんも同じことを提唱しています。夜9時過ぎの食事は夜食です。夜食で脂質や炭水化物を大量に摂取したら、それは翌朝に影響を及ぼします。


この人は皆が単純に気付いていないことを指摘してくれます。


凄いなあと思う。


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『頑張れ、日本!』

1月 11日 今日は日曜日ですが・・・

“閉塞性動脈硬化症”という病気を知りました。


単に難しい疾患ではなく、四肢に及ぶ梗塞です。つまり動脈に流れる血液が詰まってしまう病気です。


でも知っておかないと怖いなあとも思いました。


下肢に生じると、痺れ、むくみや冷え、または間欠性跛行(かんけつせいはこう)が生じるのです。


このような症状を訴える人は、リンパマッサージを受けている人もいると思うのです。


「怖いなあ」と思いました。


詳細は「知らないと怖い 閉塞性動脈硬化症」池田宇一・宮下祐介 共著(PHP新書)をお読みください。


『無知は罪なり』を再認識した瞬間でした。


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『頑張れ、日本!』

1月 1日 こういうことなのでしょうか・・・

明けましておめでとうございます。


ボオーと過ごしていた元旦に、年末に届くと思っていた「カイロプラクティック物語」(たにぐち書店)が届きました。


この本がどのように日本のカイロプラクティック業界を変えて行けるかは分かりません。でも、そのぐらいの気持ちで書きました。


正月に着いた本が、どのような意味を持つか、楽しみでもあります。


買って読んでみてくださいね!お願いします。


良い年でありjますように!


アマゾン本 に検索して “カイロプラクティック物語”と打ち込んで頂ければ、簡単にアクセスできます。


下記のアドレスで当オフィスからも販売しています。よろしくお願いします。


http://t-shoten.com 

 

『頑張れ、日本!』

12月24日 胎内記憶・・・

以前、 “胎内記憶”や“誕生記憶”などを書いた池川 明 先生の本をご紹介しましたが、アメリカでは、もっと以前から色々な研究が進んでいたことを知りました。


しかも随分と科学的にも証明されているらしいのです。


今回はトーマス・バーニー博士の「胎児は見ている」(祥伝社黄金文庫)です。(もっと早くに出会いたかった)


もう30年も前に出版されていたようです(残念です)。


でもこれから子どもを授かる人、今新生児と共に暮らしている人は、池川先生の本と、この本は読んだ方が良いですよ~!


後で後悔する前に、しっかりと学ぶべきです!(自分のようにならないように・・)

 

『頑張れ、日本!』

2015年 1月22日 本の読み方・・・

昨日お伝えしたように、「ダダモ博士の血液型健康ダイエット」の3回目の挑戦が始まりました。


3回目なのに、新たな発見が続発して、今まで自分は何を読んでいたのだろうと反省しています。


確かに情報が多すぎて、頭の中に入り切れない部分はありますが、今までの読み方が単調だったと反省しています。


まだまだ続きますが、何とか頑張りたい、きっと何か得られる筈だと信じてます。


もう古くなった頭ですが、何とかして畳み込みたいと願ってます。

 

『頑張れニッポン!』


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10月11日 自分を変えた人・・

今までに自分を変えてくれた偉大な人たちがいます。


野口晴哉 先生、立花隆 先生、安保徹 先生などなど、上げれば切りがありません。


その中でも自分の思考を大きく変えて下さった 三木成夫 先生の本を読んでます。何年も前から「生命形態学序説」も挑戦を始めていますが、その途中で「内臓とこころ」(河出文庫)を読み終えました。


生前にお会いしたかった人の一人です。残念ですが、先生の本に出会えたことは、自分の人生に大きな影響を与えて下さりました。


心より感謝しております。

 

『頑張れニッポン!』


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9月30日  原点に戻る・・

30年ぶりに野口晴哉 先生の本を読みました。


自分が20代の頃、この世界に入る決心をしたのは野口整体を読んだからだと思います。


最初に読んだのは「風邪の効用」だったと憶えています。強烈な印象でした。


「人間の身体って、そうなんだあ」と今でも、その時の印象を憶えています。


「また振り出しに戻ったね」と読みながら考えました。


そう、また原点に戻って、もう一度やり直し。


戻る場所があるから、もう一度です。

 

 

『頑張れニッポン!』


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8月7日 昨日の続き・・

昨日の続き・・・


カイロプラクティックは50%が『芸術』だと書いた。


芸術は計測できない。ピカソの絵を計測できるか、それを考えれば分かりやすい。


だから科学的には証明できない。できるはずがない。


自分はそれを誇りにしているが、反対にカイロプラクティックを100%科学に閉じ込めようとしている人たちがいる。


やめて欲しい。カイロプラクティックの50%は科学であることは認めるが、残りの50%は芸術である。


カイロプラクティックは哲学だと言い切る人がいる。それは狭義の哲学ではなく、語源通りの「知を愛する」という意味であることを忘れてはならない。


哲学はフィロソフィーであり、アートは芸術であることも忘れないで欲しい。


それを理解していない人がどれだけいるか、そう提唱する自分も理解できたのは、この数年でもあるのだが・・・


アートは哲学ではない、『芸術』であり、『職人』であろう。

 

 

『頑張れニッポン!』


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5月11日 是非お勧め本・・・

昨日、「腎臓のはなし」坂井 健雄(中公新書)を読み終えました。


素晴らしい内容でした。


今まで不思議に思っていたことが幾つも解明しました。


特に腎臓と血圧の関係は、以前から不思議だったのですが、その理由が解けました。


数十年に渡って、疑問に至っていたことが解明され、晴れ晴れとした気分です。


尿酸のことも分かりました。


是非お読みください。お勧め本です。

 

『頑張れニッポン!』


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4月27日 気持ちの持ちよう・・・

何かが起こるとき、今日は何の日だっけと感じることがあります。


3・11の時も数日前から「あれえ、今日は何かあるよね」と嫌な気持ちに包まれていました。


知人が亡くなった日も「あれえ、今日は何かあったよなあ,何だっけ」と感じていました。


そうかあ、反対に「今日は何か良いことがあるんだよなあ、何だっけ」と考えるようにすれば良いんだと悟りました。


毎朝、起きたら「今日はどんな良いことがあるんだっけ」と考えることにしました。


今日はどんな素晴らしいことが待ってるんだっけ、と思うように決めました。


楽しみ、楽しみ、今日はどんな素晴らしい日になるんだろう?

 

『頑張れニッポン!』


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2014年 2月22日 素晴らしい出会いでした・・・

水曜日に「世界を、こんなように見てごらん」日高敏隆(集英社)を読みました。


日高先生は日本に「動物行動学」を設立した先生です。


日高先生に驚いたのは「How?]ではなく、{Why?」を追求しなさいと指摘しておりました。


全くの同感です。自分がアメリカのロスにいた頃、年に数回、AKのDr.グットハートがセミナーを開催していた。


彼は常に「Why?]をホワイトボードに書いて強調していた。


そう、科学は「How?]を証明するものではなく、「Why?]を追求する学問だと自分も思う。


また素晴らしい出会いをしてしまった。感謝。感謝です。


『頑張れ!ニッポン!


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9月19日 ちょっと疲れたけど、少しは納得しました・・・

やっとスウェンデンボルグの3冊目「霊界からの遺言」(タツの本)を読み終えました。


いやあ壮絶な内容でした。でも学んだことも数多い。このタイミングに導かれて読んだのだと信じてます。


かなり前からスウェンデンボルグのことは知っていたのですが、きっと自分の潜在意識が今までは早すぎるとして、このタイミングだったのだと思います。


まだ「輪廻転生」のこlとは分かりかねますが、色々と勉強になりました。


また新たな出会いが待っているとは思いますが、これからは少し軽い本を読んで、心の整理をしたいと考えておりやす・・・


フウッちょっと疲れた(というのが本音です)・・・


『頑張れ!ニッポン!』


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6月27日 大変参考になりました・・・

「超科学書『カタカムナ』の謎」深野一幸(廣済堂)を読みました。


平成5年に書かれた本ですが、物理学的には随分と著者が書いている方向に向いているように思えます。


次元の話しも変わってきたし、著者が「宇宙エネルギー」と呼んでいることも「ダークエネルギー」と一致している。


しかし自分はあくまで「イヤシロチ」と「ケガレチ」に拘ってしまうのです(船井幸雄さんもそうだったけど・・)。


活性炭から始めます。マイナスイオンはまた考えます。


少しでもオフィスが「イヤシロチ」になることを試したい。患者さんが「ここのオフィスに来ると癒される」と言われるオフィスにしたいのです。


それだけでも今回の情報は生かされることになる。「カタカムチ人」の人たちに感謝することになる。


ちょっとしたことでも良い。そのちょっとしたことを探しているのだから・・・


PS 間違えて昨日のブログを消してしまいました。ゴメンナサイ!


『頑張れ!ニッポン!』


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6月2日 まずは安堵感ですかね・・・

出ました。ダイレクト テクニック Part 1(改訂版)が完成しました。


長かったあ、やっと出来たという安ど感に包まれると共に、また第3弾も出さないとなあという使命感を感じていた昨日でした。


何故か、一つのことを成し遂げると、次の使命感に襲われる。「まだまだだろ!」と考えてしまう。


でもそれで良いと思う。まだ止まっていない証拠なのだから。 


夏までにはPart2も完成させます。少しでも前進しないとね。


嬉しさと自分への戒めを痛感した昨日でした。


まだまだあ!


『頑張れ!ニッポン!』


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2013年 1月30日 一からやり直しです・・・

「恐竜はなぜ鳥になったのか」ピーター・D・ウォード(文藝文庫)を読み終えました。


ショックでした。自分が大切なことを見損なっていたことを知りました。


自分は人間は2本足歩行をすることになって“脳”が発達したのだと信じていました。


でも6500万年前に絶望した多くの恐竜が2本足歩行をしていたことを忘れていたのです。しかも1億年以上も地球を君臨していたのです。


しかも、“鳥”の存在を忘れていたのです(鳥は2本足歩行です)。


でも著者はヒントをくれました。“酸素”です。


もう一度ゆっくりと考え直す必要性を知りました。敷居直しです。


でも嬉しい反省でした。

 

ありがとう・・ 


『頑張れ!ニッポン!』


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8月9日 興味深い情報を知りました・・・

昨日、石原結實 先生の「酷暑と放射能汚染に克つ」(KKロングセラーズ)を読んでいたら、面白い情報が書かれていたのでお伝えします。


“玄米に含まれる「フィチン酸」や味噌・納豆などの大豆発酵食品に含まれる「ジビコリン酸」がストロンチウム90などの放射性物質を体外に排出する効果が明らかにされた。”


“「フィチン酸」は

1)水銀やカドミウムなどの有害重金属と結合し、それらを輩出する。


2)食品添加物、農薬のPCB、DDT、他、種々の公害物質も排出する。


3)活性酸素を除去し、大腸ガン、肺ガン、乳ガンなどの発生を抑制する。


4)血中コレステロールの低下作用、血液凝固の抑制作用を有し、心筋梗塞、脳梗塞を防ぐ。


5)放射性物質を吸着し、大便と共に排泄する。


などの作用を有することがわかった。”


如何でしょう。参考になったと思います。是非、是非、お試しください。


『頑張れ!ニッポン!』


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7月5日 自分への戒めを変更します・・・

今まで「無知は罪である」と言い続けてきました。


しかし、この数カ月で、この自分への戒めは間違いであると気付きました。大きな影響を受けたのはリチャード ファインマン博士なのですが、そうだよなあと受け入れられるようになりました。


これからは「己の無知を知る」に変更します。


この7~8年の間、頑張って理系の本を貪り読んできました。しかし、自分が携わる「カイロプラクティック」に対して、自分は100%理解できているとは全く考えておりません。


だから外に出たのです。第三者の立場から、離れてカイロプラクティックを見つめ直してみようと思ったのです。


そして色々なジャンルに挑戦し、その度に打ちのめされながらも、「そういう考え方もあるんだあ」と感動し続けてきました。


「井の中の蛙」ではなく、自分の知識の薄弱さに気付き、違った角度から自分を含め、カイロプラクティックを見つめ直す。


今更気付いたの?と嘆く方々も多くおられると思います。すみません、自分はまだそんな段階でウロウロしているつまらない奴です。


ですが、新たな戒めを胸に抱き、新たな挑戦を続けたいと、この場でご報告させて頂きます!

 

『頑張れ!ニッポン!』


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3月2日 細胞に記憶が?・・・

池川 明 先生(小児科)の「胎児記憶」(講談社SSC新書)を読んでみた。


確かに胎児の時の記憶が残っている子どもが多いとは知っていた。しかしである、精子や卵子でいたことを憶えている子どもがいると読んで仰天してしまった。


しかも細胞分裂していた時や、手足が伸びてきたり、塊であった手がアポトーシスによって指に分かれてきた時点まで憶えている子どもがいる!


ということは、記憶は細胞に宿っていると考えなければならない。


さらに子どもは空の上から自分の親を選択しているという。もうこうなったら、今の科学はクウォークなどと騒いでいる暇はない。更に細かく調べる必要がある。


福岡伸一さんが科学は「How?」は分かるが、「Why?」は分からないと書いている。


まだまだ未知の世界があるのだろうなあ、と昨日は複雑な気持ちで一日を過ごした。これから自分がすべきこと、学ぶべきことをしっかりと定めないと、間違った軌道にのめり込まないように注意しないとね・・・


難しい課題だとは思うけど、じっくりと考えてみたい・・・


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2012年 1月4日 明けましておめでとうございます・・・

明けましておめでとうございます。


今日はまだ休ませて頂いておりますが、メールとHPの変更にやってまいりました。ちょっと寒いっス・・・ 


今年はまだ本を読んでないのですが、今日あたりから挑戦したいと考えております。


昨年も素晴らしい本との出会いがありました。今年も素晴らしい本との出会いがあると願ってます。

 

そして皆さんとの出会いjも楽しみにしています。素晴らしい本、そして素晴らしい人との出会いを心より楽しみにしております。


去年は節目として“身体知”“世界知”“宇宙知”を知りました。自分なりに求めてみたいと思う…自分なりで良いと思う・・・それが今年のテーマかなあとも思う・・・


今年は 「自分を知る」これがテーマかなあと思う。まずは“身体知”なんだろうかなあと考えてます・・・


ちょっと難しいかも、でもやるっきゃないっしょ!


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12月29日 ミトコンドリア恐るべし・・・

ミトコンドリアの本を読んでみた。


以前も「ミトコンドリア ミステリー」林 純一 著(ブルーバックス)を読んで、自分が大学で習ったミトコンドリアとは随分と違うことに驚いたが、今回も知らなかったことのオンパレードで驚きの連続でした。


当オフィスにには“ミトコンドリア病”の方がいらしているのですが(古田が担当)、全然見当がつかずに、それでも何とか少々の効果を出してはいる(と思う)。


まだまだ分からないことだらけのミトコンドリア、科学はどこまで迫ることが出来るのだろうか?まだまだなあと実感してます・・・


少しでも近づけるよう、頑張りたい。


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12月8日 変わりつつある世界・・・

久しぶりに生田哲 先生の本を読んだ。


自分は勝手に生田先生は、日本の栄養学の第一人者だと考えている。生化学が専門ではあるが、サプリメントに関しては本当に詳しい。


その生田先生も安保徹 先生の考え方に近寄ってきている。非常に良い傾向だと思う。副題は「心と免疫力のしくみ」であるが、まさしく自律神経の話しに近づいている。


やはり来ましたねという感があるが、少しずつではすが、世の中、変わりつつあるような気がしている。自分としては自分が歩んでいる道が正しいと感じて嬉しい・・・


自分が全て正しいとは考えていない。だから本を貪り読む。そしてその中から真実を探る、導きされながら・・・


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11月23日 出たあ・・・

昨日は午前中に紀伊国屋に本を物色に出かけ、新書コーナーをフラフラと歩いていたら、出ました!ついに出た!って感じです。


川島隆太さんの反論が出ました。待っていたんだ、これを!


確かに任天堂や公文との繋がりで、世界中を巻き込んだ「脳ブーム」でしたが、その真否を知りたかった。文中にも書かれているが、多くの科学者が川島さんのやり方に反論した。


待っていましたよ、この本を・・彼の言い分も理解できる。正論だと思う。さて今まで反論してきた科学者がどう出るか、楽しみっす! 


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11月16日 これも面白かった・・・

「オニババ化する女たち」三砂ちづる(光文社新書)を読んでみた。これも面白い。少なくても女性は是非とも読んでもらいたい。


生理の話しも面白かったし、性行動についても勉強になりました。前々から気になっていた本でしたが、家人が「読んでみたら?古本で50円で売っていたから・・」と自分も持っている本なのに購入してきた。よほど男性にも読ませたかったに違いない。


確かに面白い!というか、男性も読むべき本なのだと思うようになった。今の教育方法は間違えていると思う。何が間違えているかを気付かせてくれる本です。


何か家人に導かれているような気もするけど、良い本は良い本なのだ、読んでみるべし!べし!


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9月29日 久しぶりに近藤誠さんの本でした・・・

久しぶりに近藤誠 先生の本を読んでみた(古本でした、近藤先生ゴメンナサイ!)。


読む度に自分達に植えつけられて来た「ガン」に対する観念が変わって行く。今までどれだけ騙されてきたのかを唖然とさせられる。


「ガン」は三大疾患であることには違いない。が、自分達が思っているほど(そう教え込まれてきた)怖い病気ではなく、対応次第で延命できる疾患であることを皆にも理解してもらいたい。 


「患者よ、ガンと闘うな!」(文春文庫)が出版されてから、近藤 先生が自分達に提供してくれた情報をしっかりと受け止めたい。


医療関係に携わる人は必読本だと常々思う。おそらく12~13冊以上は出版されていると思う。今は節目として「がん治療総決算」(文春文庫)を読んでいる。


皆さんも是非お読みください(古本で買えば安いよお)!!


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8月2日 やっぱりアミノ酸でした

やっぱりタンパク質でした。唸ってしまう内容でした。久しぶりに眼から鱗って感じの本でした。


今年も素晴らしい本との出会いが続いていますが、久々のショッキングな本との出会いでした。少々はまってみようと思います。前回も書きましたが、どうしても分子生物学に行きついてしまうのが嫌で遠回りをしていましたが、別の方向から行ける方法を教えて貰えたような気がしています。


三石巌 先生との出会い、大切にしたい・・・ 


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6月30日 知らずにいた電磁波の怖さ

取り敢えず簡単な本として「ケータイで脳しゅよう」船瀬 俊介(三五館)を読んでみた。驚いた!こんなに電磁波による被害が出ているとは!


少しは聞いたり読んだりして、電磁波の恐ろしさは理解していたつもりでいたが、現実はそんなものではなかった。また自分の無知に打ち砕かれた。


こんなに重大な問題に、皆は背中を向けている。何が選挙だ!誰か電磁波の問題を語っている人いますか?事実に真剣に立ち向かおうと思う。しばらくは電磁波についての本を読んでみようと決心した。


この本は図書館から借りて来たのですが、昨日ネット(アマゾン)で検索したら9円で売っていた。もちろん注文しました。皆さんもお読みください!


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5月12日 髪の毛の話し

今日は髪の毛の話し。


20歳の頃、紹介で銀座の美容院で髪の毛を切ってもらっていた(生意気!)。その時に店長に「君は30歳までに禿げる!」と宣言を受けていたのですよ。「何くそ!」と思い、その思いは叶い、30歳を過ぎても禿げずに暮らしていた。


それが35歳を過ぎたごろ、あるストレスで急に抜け毛が始まった。凄い勢いで抜けて行き、シャワーを浴びれば吸水口が真っ黒になり、朝起きると枕にビッシリと毛が抜けていた。


慌てたね。そこで伊丹重三(?字を忘れた)さんの本で書いてあったことを思い出した。敢えて自分で毛髪を引っ張って頭皮のスペースを開けるのです。それで抜け毛は治まった。


でもストレスは続き、どうしようと思っていた矢先、シャンプー(ガソリン由来)をしないほうが良いと知った。そこで毎日シャワーを浴びても、水で洗うだけでシャンプーするのは冬で週1、夏でも週2にした。


そしたらですよ、抜け毛が治まり、今に至っております。もちろん頭の天辺は少々薄くなってしまいましたが、何とか現状維持です。


もし抜け毛でお悩みの方がおられまいしたら、是非お試しください。


PS でも頭皮はゴシゴシ洗ってください。頭皮についている脂が問題です。抜け毛を恐れず、ゴシゴシ洗うのがコツです。成功をお祈り申し上げております。 


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3月15日

「脳科学」の中で、中々嗅覚についての本がなかった中、見つけました!「脳のなかの匂い地図」森 憲作 著(PHPサイエンス・ワールド新書)です。ここまで分かってきたんだと感動しながら読みました。


まだまだ出遅れている嗅覚の研究が、これからもどんどん判明して行くことを期待しています。


やはり素晴らしい本との出会いは嬉しい。思わず拍手してしまった。さあ、自分も頑張らなければと奮い立たせてくれる本でした。是非お勧めの本です!


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3月8日

不思議な話しを聞きました。定期的にいらっしゃる患者さんの話し。


不眠症で、最近は寝れるようになったのですが、ある人のピアノの曲を聴くと寝れるのだそうです。


他の人による同じ曲の演奏を聴いてもダメで、その特定な人の演奏だと寝れるのだそうです。


何でだろう?自分は音痴なので、違いが分からないのですが、きっと何か違うのでしょうね。その違いを知りたいなあと思うのですが(いつか波動を勉強しようと考えているので・・・)、その前に自分の耳を何とかしないといけないのでしょうね。


また新たな課題が出来てしまったようです。まだまだですね、頑張らないと・・・ 


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平成21年1月9日

最近どうも脳裏にひっかかる言葉がある。“診断学”である。


患者さんが訴える症状を正確に判断して診断して治療する。全く正しいと思う。でもね、診断できたから治せるの?と思ってしまうのは自分だけ?


自分達は薬を処方するのではない。手術をするのでもない。患者さんが訴える症状の原因を追求するのが本当の目的ではないだろうか?


別に喧嘩を売っているのではない。正しい診断は必要だと思う。でもね、それより“原因学”(勝手に名前をつけた)ではないの?と考えてしまう。


何故、その症状が引き起きたのか?を追求すべきだと思うのは自分だけ?マッケンジーを学んで感じたのは、診断するのではなく、その人が誤った行動(行為)をして現れた症状の根本的原因(歪み)を探し出し、それを解放する動き(解放)を導くことだと感じているのは自分だけ?


何か周りの人達との接点が徐々に離れて行くように感じるのは自分だけ?


どちらが正しいのかを追求しているのではない。しかし何かが違うと思う自分が、間違った方向に向かっているのかなあと、最近真剣に悩んでいるのですよ・・・

 

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7月25日

少し雲がありますが、昨日に続いて夏日を迎えている東京です。


で、昨日の続き・・エリザベス キューブラー ロスの本を読んでいたら、何となく彼女は3通りの苦悩があると僕らに伝えたかったのだと考えるようになった。


もちろん悲嘆の5段階(否定・怒り・取引・抑うつ・受容)が前提だが、それを迎えるのは、これから死を迎える人、そしてその人達を見守る人、そしてその愛する人を失った人達、その人達がこの悲嘆の5段階を乗り越えなければならないのだと、それを伝えたかったような気がする。


それを乗り越えた時、自分達は成長し、次の段階へ進んで行くのだと伝えたかったような気がする。


特に今読んでいる「永遠の別れ」は、今までの彼女の著書の集結だと思う。 


「死ぬ瞬間」などの彼女の著書を読んでから、この本を読んで欲しい。まだ読み終えてないけど、彼女が生涯を通して何を自分達に伝えたかったのかが理解できるような気がする。


つくづく、本当に凄い人だと思う・・・蛹(サナギ)から蝶へ・・・脳裏に焼き付く言葉になりました・・・

6月25日

今回はコレステロール値の話・・


日本の基準は220mg/dl以上が高脂血症と診断されます。ちなみに世界一薬を飲んでいるアメリカ(人口2億4千万人)では240mg/dl以上が高脂血症と診断されます。


ヨーロッパでは280mg/dl以上プラス血圧160mmHg以上で初めて高脂血症と診断されます。


付け加えますが、人が一番長生きするコレステロール値は240~250mg/dlであることが証明されています。


またコレステロール値が200mg/dlを下がるとガン細胞が活性化することも証明されています(コレステロール低下剤の服用による横紋筋融解症などの数多くの副作用が報告されている)。


もう一つ、220mg/dl以上の人に主な主症状は一切ありません(300mg/dl以上でも症状が全く無い人が多い、決して多い方が良いと提言しているのではありません)。


日本は薬漬けで処方金額は世界2位です(我が国は人口1億2千万を切りました)。


15億人以上いる中国、10億人以上いるインドより、日本は薬を飲んでます。


よーく考えてください。決して嘘ではありません。これって正しい判断?何のための処方?


もう一つ、全ての薬には副作用があります。その話はまた後で・・・

6月23日

今日から数日をかけて“メタボリック シンドローム”について議論(批判)したい。


どうも今まで巷で聞くメタボリック シンドロームの内容が不透明だった。


先日、シンドロームについて関わっている人に内容を聞きました。「ふざけるな!」と怒鳴りたくなる内容でした。


今日は血圧の話。最大収縮時の上限を130mmHgにしたらしい。「ふざけるな!」である。


高齢者は年齢に伴い、細胞が死んで繊維化する。これが一般的な身体が堅くなる原因の一つです。


当然ながら身体が堅くなれば、それに対応して末梢まで血液を送るために以前より強く血圧を上げる必要が伴う。


昔は年齢プラス90が原則だったのに、今ではWHOでも140mmHgに変更してしまった最大収縮時の血圧は、どう考えても異常です。


日本は高齢者を皆、高血圧にして薬漬けにしようとしている。


皆さん、聞いて!高齢者の最大収縮時の血圧が130mmHgになったらおそらく、多くの人達は命を奪われる!


高齢者問題を解決しようと考えてるかも知れないが、こんな馬鹿らしい設定は受け入れないでほしい!


検診だって、こんなことしている国は他にはない!


皆さん聞いて!どうしても検診を受けるのであれば、血液検査と尿検査だけにして!X線検査や内視鏡検査は拒否して下さい。X線の被爆によるガンの増強、そして内視鏡検査で年に200名以上が命を奪われている現実を見直して下さい。恐ろしい時代になりました・・・

平成19年2月9日

動き始めました。良い方向に動いているような気がします。このまま流れが変わればと願っています。


昨日、素晴らしい詩に出会ったので、今日はそれをご紹介したい・・


“危険から守られることを祈るのではなく、


れることなく危険に立ち向かうような人間になれますように。


痛みが鎮まることを祈るのではなく、


痛みに打ち勝つ心を乞うような人間になれますように。


人生という戦場における盟友を求めるのではなく、


ひたすら自分の力を求めるような人間になれますように。


恐怖におののきながら救われることばかりを渇望するのではなく、


ただ自由を勝ち取るための忍耐を望むような人間になれますように。


成功のなかにのみ、あなたの慈愛を感じるような卑怯者ではなく、 


自分が失敗したときに、あなたの手に握られていることを感じるような、


そんな人間になれますように。”


ルビンドラナート・タゴール 「果実採り」より  

11月25日

サナトロジ-(死の科学)のパイオニアであり、世界的ロングセラー「死ぬ瞬間」の著者であるキューブラー ロスの自伝を読み終えました。


自分も波乱万丈の人生を過ごしていると思っていたけど、とんでもない人がいたもんだとビックリした。


精神科医であり、体外離脱体験、殺人未遂被害、放火によるすべての焼失など、こんなに強い人がいるんだと驚いた。


自分は間違っていないという信念を抱いていても、回りの人達は理解が遅れる。


先駆者は時に寂しい思いをするんだな~と少々感慨深い思いにふけってしまった。

7月22日

昨日の続き。もちろんアジャストを主に用いる私達カイロプラクターは、アジャストだけで治療しているわけではありません(中にはアジャストだけの人達もいる)。


硬直した筋は緩めるし、モービリゼーションが必要であれば施します。但しそれはアジャストの効果を高めるために用いるためです(もちろん頭蓋矯正にはアジャストは用いません、勘違いしないように)。


言いたいことは、カイロプラクティックの共通語はサブラクセーション(一次性)であり、サブラクセーションに対するアジャストがカイロプラクターの共通語(基本)であることです。


つまりカイロプラクターはアジャスト出来るのが基本であり当たり前と言うことです。自分は別にSOTやアクティベータ-、ある種のAKなどを否定しているのではなく、それらのテクニックを屈指する前提に一次性サブラクセーションに対するアジャストメントがあると言っているのです。


そして多くのアジャストを否定する人達は、その基本から逃げて、楽な治療方法を用いて、自分達が出来ないアジャストを否定しているだけで、カイロプラクティックの基本から逃げているにすぎません。


多くの武道(または全ての~道)は礼に始まり礼に終わると言います。


カイロプラクティックも一次性サブラクセーションに対するアジャストから始まり、アジャストに終わると信じています。


それがカイロプラクティック道だと考えています。基本(土台)なくして何が出来ようか?!

7月21日

昨日ある学生に、「アジャストしても、アジャストだけじゃあイマイチ治らないんだよなー」と言っている人達がいると聞きました(専門用語でゴメンナサイ)。


余り云々言う気はないけど、一言だけ。今までアジャストを否定したり、前述したようなことを言う人達を山ほど見聞してきましたが、その中で正確なアジャストを出来る人を見たことがない(1人も!)。


先ず最初に自分が正確なアジャストが出来ないことを認めなさい。矯正音がすればアジャストだと勘違いしている人達が多すぎる。


違うって!第一次サブラクセーションを検出して、その変位に適応したアジャストが必要なの!


アジャストしても効果が得られない、または矯正できないのは、そこが第一次サブラクセーションではないから!それを検出できない自分を責めなさい。


自分を責めて、出来るようになってから初めて批判しなさい。自分が出来ないことを他の落ち度にするのは単なる卑怯です(または逃避)。


昨日学生に、「どうしたら出来るようになれるのでしょうか?」と質問を受けた。答えは簡単「何で出来ないかを考えればいいんじゃん?」


出来る人がいる限り、出来ない人は何かが欠けているから出来ないのは当たり前。「何が足りないでしょう?」「何が足りないかが分かってないからでしょ!」


自答自問って言葉知ってる?もう少し自分自身に対して厳しくなるべきだと思うけど?


それをクリアーしてきた人達を何人も見てきたし、自分だって最初から出来たわけではない!

5月26日

昨日は久しぶりの休みで、ゆっくりとさせて頂きました。


そしてワイス博士の本「前世治療、魂の伴侶:PHP文庫」をまとめて読んでしまった。


輪廻転生、過去世療法、面白い!過去世に問題を持って色々な障害に悩まされている人達もいるのだと考えさせられたし、自分がこの世で行うべき宿題とは何だろう?とか、家族との繋がりとか、本当に色々と考えながら読んでいた。


自分を別の角度から見直す新たな視野が出来ました。


今年は新たな出会いが多い。感謝!感謝!これを生かすも生かさぬも自分次第。


取り敢えず死ぬことの恐怖はなくなりました。皆さんも読んでみたら?自分の人生感が変わると思いますよ・・・

12月14日

養老先生の本を読んでいたら、日本人の7割は「無思想という思想」(無宗教)だと書いてあった。


思想を持たない。つまり特定な宗教という思想を持たない。これは「0」(ゼロ)と同じだという。インド人は「0」を考え出した。


1は物質(現実)であるが、0は何もない。が、0は存在(現実)する。別の言い方をすれば「空」であり、「無」とも言い表せる。


禅の世界にも繋がる。禅は日本人が作り出した文化です。ウーン、何となく見えてきた。日本人は、やはり神道なんだよ。


何も無いという思想なんだよ!きっとそうだと思ってしまった。 


でも何も無いから「何だ?」と聞かれても答えられない「0」であり、「無」「空」なんだと変に納得してしまった。

9月5日

浅草の“花やしき”に初めて行きました。途中に馬券売り場があり、回りは午前中から飲み屋さんで賑わっていました。


懐かしいホッピーがあり、帰りに飲もうかなーと考えながら、昔の風景だなーとつくづく考えた。


昔を忘れ、今の中で生きている自分達は、たまには過去を振り返り、もう一度自分達が正しい方向に歩いているのか確認する必要があると思う。


自分も思うがままに前だけを見て生きているけど、時々原点に戻り、自分が本当に正しい方向に歩んでいるのか見直すべきだなーと昼前からお酒を飲んでいる人達を横目に考えてしまった。

平成17年7月1日

「ほとんど毎日独り言」というコーナーを新設してもらった。毎日を過ごしている時に、フッと考えたこと、想い出したこと、感じたことを書いてみようと思う。


今日、春日神社の宮司を努める葉室 頼昭さんの「神道 見えないものの力」(春秋社)を読み終えた。


自分はつくづく日本人だなーと思うのと、やっぱり神道なんだろうなーと考えてしまった。見えない力でこの本に出会った。この1年間、馬鹿みたいに本を読み漁って来たが、なぜか全部読んだ本が繋がって行くんですよ。 


不思議だなーと思うけど、人生も同じ。見えない力で誘導されているんだよね。自分は確かに誰かに導かれながら、どこに向けて行くのかも分からないけれど、後で振り返って見ると、絶対誰かに導かれているとしか考えられないんだよね。


不思議だよね。やっぱり神様はいるんだろうなといつも思ってしまう。